平成20年度の対象事業については,平成19年9月18日(火)に募集を締め切り,53団体から54事業の応募がありました。
提案された事業につきまして,学識経験者などで構成された薩摩川内市補助金等評価委員会(市附属機関)における審査結果を受け,平成20年度の補助予定事業32事業(32団体)を選考いたしましたので,その結果をお知らせします。
●事業分野別内訳
分 野 |
事業数 |
分 野 |
事業数 |
保健・医療・福祉 |
4 |
芸術・文化振興 |
5 |
子育て支援 |
1 |
イベント開催 |
11 |
子どもの健全育成 |
4 |
経済活動活性化 |
3 |
環境保全 |
1 |
その他 |
3 |
●平成20年度補助予定事業
No. |
事業名 |
事業概要 |
団体名 |
補助額 上限 |
1 |
トシドンPR事業 | 古き時代から行われている年末行事のトシドン(国指定重要無形民俗文化財)を広く宣伝し,本市の観光振興と地域活性化を図る。 | 本町公民館トシドン保存会 |
152,000円 |
2 |
第2回薩摩川内まごころ文芸 コンクールエッセイ募集事業 | 思いやりと愛に貫かれた実践のエッセイを募集し,その粋を集めた作品を多くの人々に提供することにより,麗しい薩摩川内市や日本を築く。 | 薩摩川内まごころ文芸 コンクールエッセイ募集実行委員会 |
868,000円 |
3 |
薩摩川内市の子育て支援を 考える集い | 地域住民と保育者が共に子育てに関する講演等を受講し,子育てを考えることにより,子育て家庭の育児不安の解消及び保育者の資質の向上を図る。 | 薩摩川内市保育連合会 |
496,000円 |
4 |
エネルギーの都市,薩摩川内市における地域資源バイオマス利活用促進事業 | バイオマスを利用した地域発の「環境事業」の具体化に向け,市民や企業へ啓発活動を展開する。 | 特定非営利活動法人 NPO九州エコ・グリーンヘルパー |
2,850,000円 |
5 |
郷土芸能保存後継者育成事業 | 郷土芸能の継承保存に努めるとともに,各種イベント参加や福祉施設の慰問等を行い,地域活性化と住民との交流を図る。 | 草道郷土芸能保存会 |
1,000,000円 |
6 |
水引キッズ応援隊事業 | 地域での子育てとして「寺子屋事業」「三世代交流事業」「自然体験活動」を通して,青少年の健全育成を図る。 | 水引キッズ応援隊 |
486,000円 |
7 |
十五夜子供綱練り保存事業 | 伝統行事である十五夜綱引きのワラの確保のため,地域で稲作活動を行うとともに,地域住民の交流と青少年の健全な育成を図る。 | 宮崎綱練り保存会 |
1,130,000円 |
8 |
藤川天神臥竜梅祭り | 他地域の郷土芸能団体の参加を呼びかけ臥竜梅祭りを開催するとともに,写真コンテテストを開催し,郷土芸能の伝承・保存を行い,地域の活性化を図る。 | 本俣兵六踊り保存会 |
122,000円 |
9 |
ホタルの夕べ (ホタル鑑賞会) |
ホタル鑑賞会を通し,自然を体感することによる心豊かな青少年の育成や,地域住民による河川浄化,環境保全の取組みを行い,地域活性化を図る。 | ホタルの夕べ実行委員会 |
168,000円 |
10 |
いきいき爽やか社交ダンス | 高齢期を明るく元気で生活し,家族にも心配をかけずに生き甲斐のある心豊かな人生を送るため,社交ダンス教室を開催する。 | ダンスサークル「リンク川内」 |
521,000円 |
11 |
チャイルドフェスティバル2008 | 島外からアーティストを招き芸術に触れることで,子どもの創造力を養うとともに,地域住民と触れ合うことで一体感を形成させ,地域教育力を高める。 | ボランティア・ムーミン |
560,000円 |
12 |
三世代“ほっと未来”プラン | 子供から高齢者までが共に集い,介護について理解を深め交流等を行う講演会を開催し「ほっと安心できるHOTな未来のみえるまち薩摩川内」を創る。 | 川内ぱれっと |
252,000円 |
13 |
おじゃはんかスペシャル・「夏」・「冬」・「勉強会」 | 地域の幼児・小学生・保護者を対象にお話会を開催するとともに,親子読書会の資質の向上のための勉強会を開催する。 |
おじゃはんか入来かたい もんそ会 |
48,000円 |
14 |
大原野池広場公園整備事業 計画内(水道整備・電気設備・余水堰に橋) |
イベント広場や住民の癒しの場となるよう,大原野池広場に「水道設備」「電気設備」「余水堰の橋」を整備する。 | 大原野池の会 |
595,000円 |
15 |
樋脇地域読書推進大会 (おはなしフェスタ) |
読書活動を青少年健全育成と生涯学習の一環として捉え,これを推進するとともに,会の資質を高め人材を育成する活動を行う。 | 樋脇町読書推進協議会 |
48,000円 |
16 |
川内川に鯉のぼりをあげる会事業 | 川内川河川敷に鯉のぼりをあげ,子供を対象にしたイベントを開催し,青少年の健全育成と本市の街おこし,観光振興等を図る。 | 川内川に鯉のぼりをあげる会 |
447,000円 |
17 |
手づくり自然公園柳山 アグリ ランドの整備事業 | 手づくり自然公園柳山アグリランドの整備を行うことにより,本市への交流人口増と定住促進を図る。 | 峰山地区コミュニティ 協議会 |
5,000,000円 |
18 |
ミニFMラジオ設備 (SENDAI RIVER RADIO) |
ミニFM設備を活用し,地域の情報,イベント時の会場内放送として利用することで,商店街の活性化を図る。 | SENDAI RIVER RADIO |
200,000円 |
19 |
薩摩川内まごころ映画祭 | 日本映画黄金期の作品を提供し,幅広い世代に映像文化への興味を喚起するとともに,昭和20・30年代の映画資料を展示し,文化の振興を図る。 | まごころ文学の会 |
1,069,000円 |
20 |
健康なまちづくり事業パート2 | リハビリ社交ダンスの普及啓発,地域見守り隊及び癒しの訪問を行い,認知症の予防,廃用症候群の予防及び生活の質の向上を図る。 | 特定非営利活動法人 ハート&スマイル |
1,310,000円 |
21 |
薩摩川内七夕まつり | 仙台七夕まつりの技術者の指導のもと,市内の子ども達や各種団体等による七夕かざりのコンクールを実施することにより,中心市街地の活性化を図る。 | 中心市街地商店街 |
2,111,000円 |
22 |
「乳がんのこともっと知ろうよ」~ピンクリボンを薩摩川内で~事業 | 乳がんの早期発見・早期治療,検診の重要性等について,より多くの市民へ啓発,情報提供を行うことにより,検診受診率の向上,死亡率の低下を図る。 | ピンクリボンSatsumaせんだい |
3,284,000円 |
23 |
第8回西日本ド~ンと凧上げ 大会in薩摩川内 | 川内川宮里公園で大凧合戦,デザインコンテストを中心とした大会を開催し,青少年健全育成,観光振興及び地産地消運動の推進を図る。 | 凧上げ大会実行委員会 |
680,000円 |
24 |
未来の薩摩川内市を担う人材育成事業2 | 未来の薩摩川内市を担う子ども達の「心身の健全な育成」を図るため,世界遺産等を見学し様々な体験することで,未来に活躍する人材の育成を行う。 | 社団法人川内青年会議所 |
1,586,000円 |
25 |
第12回東郷青年団天神ロードウォーキング | 早春の20kmの行程を実際に歩いてみることで,自然や故郷について多くの事ことを感じ,考える機会とする。 | 東郷青年団連絡協議会 |
133,000円 |
26 |
「みんなに優しい,よか宿 せんだい」 |
九州新幹線全線開通を見据えた集中宣伝,ねんりんピックへ向けたポスター製作,普通救命士資格及び接客マナー講習会等を実施し,観光の振興を図る。 | 薩摩川内市ホテル旅館組合/薩摩川内市旅館暴力団排除連絡協議会 |
968,000円 |
27 |
認定農業者研修事業(先進地研修・農業後継者の発掘・認定農業者交流) | 先進地研修,会員の情報交換,後継者発掘(農高生・農大生との交流)等を行い,農業人口減少に歯止めをかけるとともに,経営力の向上を図る。 | 薩摩川内市認定農業者会 |
543,000円 |
28 |
「さつませんだい宮の森音楽祭」の開催 | 新田神社太鼓橋付近の会場で野外コンサートを中心としたイベントを開催し,文化・芸術のまちづくり及び地元商店街の活性化を図る。 | 宮前商店街通り会 |
680,000円 |
29 |
はんや全国大会 | はんや全国大会を開催し,本市のはんや祭りのPRを行うとともに,市内の子ども達の踊りを通じた情操教育の涵養を図る。 | はんや全国大会実行委員会 |
1,120,000円 |
30 |
地域の世代間交流を豊かにする舞台芸術鑑賞活動 | プロの劇団員を招聘しワークショップや舞台鑑賞を行うことにより,大人と子どもが一緒に感動し,文化の向上及び子どもたちの健全育成を図る。 | 川内子ども劇場 |
1,288,000円 |
31 |
日本宇宙少年団入来ベラ分団活動 | 宇宙少年団活動を通じ,子ども達が「ほんもの」を知り,触れて,夢やあこがれの気持ちを高揚させるための活動を実施し,宇宙教育を発信する。 | 日本宇宙少年団入来ベラ 分団 |
73,000円 |
32 |
特産米産地交流事業 | 都市部の住民を対象に生産地での米作り体験を通して,農業への理解,生産者と消費者の交流を図るとともに,交流人口の増加及び地域活性化を図る。 | 黒木浦減農薬米生産組合 |
324,000円 |
●審査選考の概要
薩摩川内市補助金等評価委員会による審査では,薩摩川内市補助金等基本条例に掲げる補助金の基本原則 公益性・必要性・有効性のほか次の項目により交付の優先順位を決定しました。この審査にあたっては,応募団体の方々の考えを直接伺うために,平成19年10月13日(土)・14日(日)の2日間にわたり公開プレゼンテーションを開催しました。
<審査項目>
公益性◆不特定多数の市民の福祉の向上および利益の増進につながる事業か。
必要性◆市からの支援が必要な事業か。受益者の自己負担などにより実施すべきではないか。
有効性◆市民ニーズを的確に捉えているか。また,目指す目標・成果に対してどの程度の効果があるか。
妥当性◆目指す目標・成果に対する手段として,その事業内容は妥当なものとなっているか。
緊急性◆直ちに実施することが必要な事業であるか。
実現可能性◆事業内容は実現可能なものとなっているか。事前に十分検討・調整がされているか。
独創性◆事業内容に,どの程度独創性が認められるか。
公開プレゼンテーション(平成19年10月13日・14日開催 場所:薩摩川内国際交流センター)
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薩摩川内市補助金等評価委員会の審査結果を受けて,市として平成20年度の補助対象事業32事業を選考しました。
この審査選考は,各団体の活動や事業の優劣を評価したものではなく,市民の皆さんの貴重な税金である補助金を交付する観点から,提案公募型補助金の趣旨に沿っているかを審査したものです。