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■平成21年 第4回薩摩川内市議会定例会(9月)における施政の概要等について
※「施政方針」「施政等の概要」とは、市長が、どのような考えや方針で、市政を進めていくかを明らかにするものです。具体的には、重要施策の進め方や予算について、市を取り巻く諸情勢を踏まえながら、通常、1年間に4回開会される市議会の冒頭で、市長が表明演説を行います。なお、本文書は演説原稿であり、当日の筆記録ではありませんので、演説の内容とは若干の相違点がある場合があります。御了承ください。市議会の会議録は、後日、市議会ホームページでご覧になれます。

 

 

●平成21年9月1日開会の平成21年第4回市議会定例会で、岩切秀雄市長が述べた「施政の概要等」について紹介します。

 

 平成21年第4回市議会定例会の開会に当たり、現時点における諸報告と所信の一端を申し上げますとともに、このたび提案いたしました補正予算案等の概要を御説明いたします。

 

 まず、本市をめぐる最近の動きでありますが、先般、甑島で恐竜の化石が発見され、国内で最も時代が新しい発見例の一つとして日本古生物学会で発表がなされました。合併来、甑島は、ユネスコの無形文化遺産候補となった「甑島のトシドン」を始め、農林水産省の農林水産祭天皇杯を受賞した甑島地区キビナゴ資源管理協議会による「キビナゴ」、国土交通省の島の宝100景に選定された「里町の玉石垣」、日本の地質百選に選定された「甑島の白亜紀古第三紀層」、活力協働まちづくり推進団体の全国グランプリを受賞した、こしきアートプロジェクトと里地区コミュニティ協議会による「甑島で、つくる。」等、九州全域を見渡しても類を見ないほどの地域資源の掘り起しが進んでおります。今後は、九州新幹線の全線開業に合わせ、これらを観光振興にうまく結びつけ、新たな産業として甑島の活性化を図る所存であります。

 

 また、この10月に全日本男子と女子のバレーボールチームが本市で合宿を行うことになりました。日本バレーボール協会によりますと、同一市で男女の両チームが同時期に合宿を行うのは、全日本女子のホームタウンである北海道芦別市に次ぐものであります。更には、10月から11月にかけて千葉ロッテマリーンズの秋季キャンプも決定し、スポーツ振興のみならず経済活性化にもつながるものと期待しているところであります。

 

 次に先月、向原副市長を団長とする友好交流調査団を韓国昌寧郡に派遣いたしました。昌寧郡と本市とは、民間レベルでの「綱引交流」が進められており、本年で10年目を迎えております。昨年3月、昌寧郡の金郡守より友好交流都市協約締結に向けた提案を受け、今回、郡内視察を中心に概要調査を行ったところでありますが、今後、どのような分野で交流が可能か具体的な検討を進めて参ります。

 

 薩摩川内市総合計画につきましては、市民で構成される「市民まちづくり研究会」による提言や、全ての地区コミュニティ協議会の御協力により第2期地区振興計画書の提出を受けたところであります。また、現在、48地区単位での「まちづくり意見交換会」を実施しておりますが、寄せられた御意見や薩摩川内市自治総合審議会からの答申等を尊重し、今後、できるだけ早く基本構想改訂素案並びに下期基本計画素案を取りまとめたいと考えております。

 

 このほか、今年度は地域公共交通や、行政改革推進委員会から提言のあった新たな組織体制、いわゆる「センター方式」、及びゴールド集落等をテーマとして、市と地区等との意見交換の場を数多く設けさせていただいております。今後も引き続き、情報共有、協働、参画を3原則とする自治基本条例に基づき、市民の皆様からの意見広聴の充実を図る所存であります。

 

 また、現在進めております防災行政無線デジタル化整備事業につきましては、これまで仮免許で試験運用を行って参りました。今月中旬には屋外放送に係る工事が全て終了する予定であり、その後、九州総合通信局から本免許の交付を受け本格運用し、本庁・支所からの放送に加え、屋外放送塔を利用した地区コミュニティ協議会からの放送が可能となります。

 

 一方、建設工事等に係る入札制度につきましては、現在、施工体制調査を実施しながら工事成績評価型入札及び市場型最低制限価格制度について評価分析を行い、検証作業を進めているところであります。

 


 ところで、政府は8月の月例経済報告において、5月から3カ月続いた上方基調の景気判断を「厳しい状況にあるものの、このところ持ち直しの動きがみられる。」と前月と同じ表現で据え置き、景気が持ち直すスピードの鈍化を示しました。これは、エコカー減税など経済対策の効果で企業生産は引き続き持ち直しているものの、厳しい雇用情勢を考慮して今回は上方修正を見送ったものと思われます。一方で、本市の有効求人倍率は7月で0.29倍であり、地方の状況は全国平均と比較し厳しい状況と感じております。

 

 本市における雇用・経済対策につきましては、これまで総額50億円を超える予算を計上し、100名程度の新規雇用の創出や公共事業の発注による地域経済の刺激策を展開して参りました。

一方で、離職者・地域経済支援総合相談窓口における相談件数は、昨年12月からの総数で400件を上回っており、引き続き対策が必要と考えております。
特に、個人消費の刺激策につきましては、「需要の先食いで政策効果が一巡すれば消費が息切れする可能性が高い。」との指摘もありますが、財政事情が許す限り、積極的に対策を展開して参ります。

 

 そこで、今回の補正予算は、6月に引き続き国の1次補正予算に係る国県補助事業の内示による経費を計上するとともに、雇用情勢の悪化に対応した雇用機会の創出を図る「緊急雇用創出事業臨時特例基金事業」に係る経費を追加計上するほか、当初予算成立後の社会情勢等の変化に伴い必要となったものについて補正を行おうとするものであります。
 まず、一般会計では、歳入歳出それぞれ20億4051万7千円を増額し、予算総額を501億7523万5千円としたところであり、9月補正後時点においては合併後最大規模の予算となっております。
主な補正内容は、総務費では、市域における携帯電話の不感地域を解消するための経費を新たに計上したほか、過年度に納付された法人市民税に係る還付金及び還付加算金を増額補正いたしました。
 民生費では、介護機能の強化と雇用の創出を図るため、介護施設の整備に対する介護基盤緊急整備等臨時特例補助金を新たに計上しております。
衛生費では、不妊治療費助成金、いわゆるコウノトリ支援事業に係る経費をその実績見込みにより増額するとともに、老人保健医療事業特別会計における国庫補助金の確定に伴う精算返納金に係る同特別会計への繰出金を増額補正いたしました。
 労働費では、先に述べた「緊急雇用創出事業臨時特例基金事業」として追加の補助採択を受けた道路環境保全事業や河川景観保全事業など12事業に係る経費について増額補正しております。
 農林水産業費では、林道新谷線等に係る林道建設費を増額するほか、産地農業後継者に対する育成支援を強化するための経費や甑島地域における副振動被害の発生メカニズムの解明とその対策に向けた調査事業に係る経費を新たに計上いたしました。なお、この結果は、関係自治体と連携し、国への要望など今後の対策に生かす所存であります。
 商工費では、竜宮の郷のバリアフリー化に係る経費を新たに計上するほか、川内商工会議所及び薩摩川内市商工会が歳末商戦に向けて発行するプレミアム商品券に対する補助金を増額補正いたしました。
 土木費では、主要幹線である市道向田高城線等の舗装改修に係る経費を新たに計上するほか、日頃から市民の要望が多い市道の維持修繕に係る経費を増額補正いたしました。また、県において事業実施化が決定した港湾整備に対する県営事業負担金や春田川・銀杏木川の両都市下水路における安全対策に係る経費についても新たに計上しております。
 消防費では、県の補助内示を受け実施する、陥没や崩落の危険性のある地下壕の埋戻し等対策に係る経費を新たに計上しております。
 教育費では、小学校及び中学校の屋内運動場の耐震補強に係る経費を計上するほか、本市に寄贈を受けた伝統的建造物群保存地区内の旧増田邸の公開展示に向けた基本設計業務委託経費を新たに計上しております。
災害復旧費では、現年単独農林水産施設災害復旧事業費を実績見込みにより増額し、諸支出金では、土地開発基金で所有する物件を市道横馬場田崎線整備事業に伴う代替地として買い戻すための土地取得費を新たに計上いたしました。
 次に、各特別会計でありますが、公共下水道事業特別会計及び漁業集落排水事業特別会計においては国の補助内示により、また、介護保険事業特別会計では精算返納金を国庫補助金の確定に伴い、それぞれ増額いたしました。
 このほか、各特別会計において職員給与費関係の補正等を行っており、特別会計全体の補正額は5億8412万7千円の増額となります。
また、水道事業会計においても、建設改良費において東郷地域での水源施設修繕に係る経費等について補正を行っております。

 

 最後に、先日、第45回衆議院議員総選挙が執行されましたが、これから新たな内閣が発足し政策実行の段階になりますと、制度改革等に関しての基礎自治体への影響が生じるのではと考えております。このため、地方分権、自治行政、税財政、医療保険等に係る地方制度改革に対して、適切かつ柔軟に対処するとともに、マニフェストに基づいた新政権の具体的政策等をいち早く情報収集しながら本市に有効な事業の導入をこれまで以上に積極的に図るなど、職員と一丸となって取り組む所存でありますので、議員各位並びに市民の皆様の御理解と御協力を賜りたいと存じます。

 

 なお、今議会におきましては、補正予算案のほか、薩摩川内市立小学校・中学校条例の一部を改正する条例案を始めとする各議案について御審議をお願いしておりますが、会期中に平成20年度決算の認定について等を追加提案させていただく予定でありますので、御了承を賜りたいと存じます。
提案いたしました各議案等の細部につきましては、主管部・課長から説明させますので、何とぞ慎重なる御審議を賜りますようお願い申し上げます。

 

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