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■平成22年 第2回薩摩川内市議会定例会(6月)における施政の概要等について
※「施政方針」「施政等の概要」とは、市長が、どのような考えや方針で、市政を進めていくかを明らかにするものです。具体的には、重要施策の進め方や予算について、市を取り巻く諸情勢を踏まえながら、通常、1年間に4回開会される市議会の冒頭で、市長が表明演説を行います。なお、本文書は演説原稿であり、当日の筆記録ではありませんので、演説の内容とは若干の相違点がある場合があります。御了承ください。市議会の会議録は、後日、市議会ホームページでご覧になれます。

 

 

●平成22年6月7日開会の平成22年第2回市議会定例会で、岩切秀雄市長が述べた「施政の概要等」について紹介します。

 

 平成22年第2回市議会定例会の開会に当たり、現時点における諸報告と所信の一端を申し上げますとともに、このたび提案いたしました補正予算案等の概要を御説明し、議員各位並びに市民の皆様の御理解と御協力を賜りたいと存じます。

 

 新年度が始まり、早いもので2カ月余りが経過いたしました。議員各位におかれましては、昨年11月から画期的な取組として展開されております、地区コミュニティ協議会との意見交換会を始め、日頃からの議会活動を通じ、市民福祉の向上及び市政発展のため、御活躍されておられますことに対し、まずもって、衷心より感謝と敬意を表する次第であります。

 

 まず、国政に目を向けますと、米軍普天間飛行場移設問題や家畜伝染病口蹄疫対策など大変な局面を迎え、先週の鳩山総理大臣の突然の辞任により新たに菅直人氏が内閣総理大臣に指名され、明日、菅内閣が誕生する見込みであります。菅内閣に対しましては、前鳩山政権の「一丁目一番地」として、最優先で取り組むべき課題とされておりました地域主権、すなわち、「基礎自治体への権限移譲」や「義務付け・枠付けの見直し」、「ひも付き補助金の一括交付金化」等につきまして、引き続き尽力されますよう期待するものであります。

 

 さて、4月に宮崎県で発生しました口蹄疫は、法律に基づく制限区域のうち搬出制限の対象区域に、隣接するさつま町が含まれておりましたが、今月4日、午前零時に解除となりました。しかしながら、児湯郡川南町を中心とする地域では、現在もまん延防止措置が懸命に行われているところであり、本県においても関係機関が一体となって、侵入防止に取り組んでいるところであります。この口蹄疫の発生により、子牛セリ市が延期されるなど、本市の畜産業にも大きな影響をもたらしており、畜産農家を始め、関連産業の方々の心労と不安を思うと心が痛む思いであり、このまま終息に向かうことを、切に願うものであります。今後も、さつま町、JA北さつま等と連携し、対策を講じて参ります。

 

 また、この間本市では、防疫の観点から、市総合防災訓練など市主催の行事を中止したところであり、市民、各種団体の方々におかれましては、イベントや会合を自粛されるなど、市の対策に御協力いただきましたことに、深く感謝申し上げます。

 

 さて、経済社会情勢に関しまして、先月24日に発表された政府の月例経済報告では、景気の基調判断を「着実に持ち直してきているが、なお自律性は弱い」とする一方で、日銀は5月の現状判断を「緩やかに回復しつつある」と上方修正しております。本市におきましては、5月末に発表された4月の有効求人倍率が0.43と前年同期(0.27)と比べ0.16ポイント改善しておりますが、更なる雇用改善を図るため、「緊急雇用創出事業臨時特例基金事業」に係る経費を、補正予算に追加計上させていただきました。

 

 次に、本市に目を向けますと、川内原子力発電所3号機につきましては、原子力発電所対策調査特別委員会において、賛成、反対それぞれの陳情者の参考人招致及び公聴会を開催され、4月26日、増設計画に関する賛成陳情が採択されました。また、先月18日、地元住民から意見を聴くとともに理解を深めることを目的に、経済産業省主催の第1次公開ヒアリングが開催されましたが、私も意見陳述人20名全員の御意見と、これに対する九州電力株式会社の説明を拝聴いたしたところであります。

 

 ところで、去る5月26日に「川内原子力発電所3号機増設の賛否を問う薩摩川内市市民投票条例」制定のための、請求代表者証明書の交付申請がなされました。これについては、法令に基づき申請があったものであり、手続を開始されたということは真摯に受け止め、今後、法令に則り適切に処理して参りたいと考えております。

 

 一方、鹿児島県産業廃棄物管理型最終処分場につきましては、県の指導要綱に基づき生活環境の保全の見地からの意見を7月15日までに提出するよう県知事から求められております。市議会の御意見も参考にしながら、適切に対応して参ります。

 

 さて、シティセールスにつきましては、4月に新設しました観光交流部を中心に、本格的な取組がスタートいたしました。現在、薩摩川内観光大使は、本市出身の日刊スポーツ新聞社営業センター長の塩田浩一さん、歌手のAIさん、俳優の小倉一郎さんに本市のピーアールのお手伝いをお願いしております。更に、この6月からシティセールスサポーター制度を創設して、市民ぐるみのセールス活動を展開することとしております。

 

 また、市民、団体、事業者、グループによる体験プログラムを揃えた交流型のイベント「薩摩川内スピリッツ・きやんせ博覧会」を、九州新幹線全線開業に向け、来年2月から約3カ月間の予定で計画いたしました。本市では、地域おこしグループによる各種イベントや、グリーン・ツーリズム、ブルー・ツーリズムなどの実施プログラムの素材が既に数多くありますので、これらを活かして実施したいと考えております。先般、ボンネットバスの運行が開始され、甑島の観光船の新船建造の準備も進めているところでありますが、市内各地で計画される体験プログラムや観光ポイントを有機的につないで、更に本市の魅力向上を図りたいと考えております。

 

 次に、国際交流につきましては、常熟市の母都市である蘇州市から、本市に国際友好都市交流30周年記念式典への招へいがあり、今月25日から29日まで知識副市長を団長とする代表団4名を派遣する予定であります。また、来年、常熟市との友好都市締結20周年を迎えることから、文化・スポーツ分野はもとより、経済分野でも更なる交流を深めて参りたいと考えております。

 

 また、子育て支援につきましては、中学校修了まで医療費を無料化する「子ども医療費助成事業」がスタートしました。子育てしやすい環境づくりは、本市の将来を担う子どもたちの健やかな成長につながるものと確信しており、本市に住んでよかったと実感できるまちづくりを推進して参ります。

 

 そして、教育につきましては、心豊かでたくましい子どもたちを育てるとともに、互いに学び合い磨き高め合うことのできる、望ましい学校教育環境を整えるためにお示ししました「薩摩川内市立小・中学校の再編等に関する基本方針(案)」の説明会を、現在、開催しております。保護者や地域の皆様の御意見を伺いながら、よりよい方針を練り上げて参りたいと考えております。

 

 ところで、平成21年度の各会計の決算につきましては、5月31日に出納閉鎖となり、一般会計の実質収支で14億814万4千円、16の特別会計の実質収支の合計額で5億4454万円の剰余となりました。

 

 ほぼすべての会計において、健全な財政運営を堅持できましたことを御報告申し上げますとともに、本年度保険税引上げを実施した国民健康保険事業特別会計については、政策的見地から予定どおり一般会計からの財政支援を行い、今後の安定運営に必要な実質収支を確保したところであり、これも議員各位の御協力の賜物であり、厚く御礼申し上げます。

 

 次に、補正予算につきましては、「特定離島ふるさとおこし推進事業」及び「緊急雇用創出事業臨時特例基金事業」など当初予算審議以降に補助内示を受けたもので、事業を実施するに当たり、補正する必要が生じた経費等について、上程したものであります。

 

 まず、一般会計につきましては、歳入歳出それぞれ3億2570万1千円を増額し、予算総額を502億1270万1千円としたところであります。

 

 主な補正内容は、民生費では、グループホーム等において当該施設の開設時から質の高いサービスを提供するための準備経費に対する補助金を新たに措置いたしました。

 

 衛生費では、里診療所における歯科用医療機器整備に係る国民健康保険直営診療施設勘定特別会計繰出金及び老人保健医療事業における医療給付費に係る老人保健医療事業特別会計繰出金の増額補正を行っております。

 

 労働費では、緊急雇用創出事業臨時特例基金事業として、介護、医療、観光等の重点分野の雇用対策事業など12事業に係る経費の増額補正等を行っております。

 

 農林水産業費では、甑島地域における畜産用粗飼料自給率向上のための機械設備導入に対する補助金や林道建設事業に係る経費などを計上しております。

 

 商工費では、甑島観光資源ピーアール案内板設置事業などのほか、「薩摩川内スピリッツ・きやんせ博覧会事業」に要する経費を新たに計上いたしました。

 

 土木費では、甑地域における市道片野浦瀬々野浦線等の整備や夜萩円山公園の遊歩道整備に係る経費を計上いたしました。

 

 また、歳入において、補助事業の内示による県支出金及び採択事業の財源調整による市債の増額調整等を行っております。

 

 特別会計につきましては、簡易水道事業特別会計ほか2特別会計において、補助内示による所要の経費の調整を、老人保健医療事業特別会計では医療給付費の申請の追加見込みに係る経費の増額調整を行うこととし、特別会計全体の補正額は、6548万9千円となっております。

 

 最後に、私は4月に、東郷町藤川の津田集落のお別れ会に出席いたしました。一時期は、30世帯150名を超える集落でありましたが、今年3月に最後の1世帯がこの地を離れられ、ついに集落の灯りが消えてしまいました。この様子は、「世界中まわってもここが一番」というタイトルで、テレビ放送されましたので、御存知の方も多いと存じます。

 

 現在、本市では590自治会のうち78自治会が、過疎化や高齢化の進行により、ゴールド集落となっております。私は、津田集落のお別れ会を機に、ゴールド集落が本来有している地域力の再生と、安心して住み続けられる地域づくりについて、決意を新たにしたところでございます。4月に創設しました「ゴールド集落活性化事業補助金」のうち、重点支援地区補助金につきましては、対象31自治会のすべての自治会から、また、自主活動支援補助金につきましては、44自治会から申請がなされるなど、地域再生の取組がスタートしました。私の強い思いを成し遂げるために、4月に施行いたしましたゴールド集落活性化条例に基づき、補助金等を活用しながら、活気あふれる地域を再生して参る所存であります。

 

 なお、今議会におきましては、補正予算案のほか、薩摩川内市税条例の一部を改正する条例案を始めとする各議案について御審議をお願いしておりますが、会期中に財産の取得について等を追加提案させていただく予定でありますので、御了承を賜りたいと存じます。

 

 提案いたしました各議案等の細部につきましては、主管部・課長から説明させますので、何とぞ慎重なる御審議を賜りますようお願い申し上げます。

 

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