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■平成22年 第3回薩摩川内市議会定例会(9月)における施政の概要等について
※「施政方針」「施政等の概要」とは、市長が、どのような考えや方針で、市政を進めていくかを明らかにするものです。具体的には、重要施策の進め方や予算について、市を取り巻く諸情勢を踏まえながら、通常、1年間に4回開会される市議会の冒頭で、市長が表明演説を行います。なお、本文書は演説原稿であり、当日の筆記録ではありませんので、演説の内容とは若干の相違点がある場合があります。御了承ください。市議会の会議録は、後日、市議会ホームページでご覧になれます。

 

 

●平成22年8月26日開会の平成22年第3回市議会定例会で、岩切秀雄市長が述べた「施政の概要等」について紹介します。

 

 平成22年第3回市議会定例会の開会に当たり、現時点における諸報告と所信の一端を申し上げますとともに、このたび提案いたしました補正予算案等の概要を御説明いたします。

 

 

 まず、4月に宮崎県で発生しました家畜伝染病口蹄疫は、7月27日にすべての移動・搬出制限が解除され、明日、宮崎県は終息宣言を行う見通しであります。去る8月5日、関係者が一日千秋の想いで待ち望んでおりました子牛セリ市が、およそ3カ月ぶりにさつま町で再開されました。平均価格は41万6400円となり、前回比マイナス2万3600円の安価でありましたが、関係者の久しぶりの明るい笑顔に、安堵いたしたところでございます。これからも、各種補助事業を拡充しながら、経営健全化に向けた支援を行って参ります。

 

 

 また、約3カ月にわたり、イベントや会合を自粛されるなど、市の対策に御協力いただきました市民、各種団体の方々には、深く感謝いたしますとともに、イベント等の中止により影響を受けられました商工業者の方々におかれましても、大変な御心配だったことと存じます。そのような中、「川内川花火大会」は8月16日、盛大に開催され、夜空を彩る大輪の花に元気と勇気をもらわれた方も多かったと思います。これから秋に向けて、「川内大綱引」や「薩摩川内はんやまつり」など市の大型イベントも控えておりますが、市民総ぐるみで秋のイベントを盛り上げながら、元気で活気あるまちづくりを目指して参ります。

 

 

 さて、国に目を向けますと、先の参議院議員通常選挙におきまして、非改選を含めた与党参議院議席は過半数を割り込み、いわゆる「衆参のねじれ」が生じております。成長戦略や財政再建など重要な課題が山積する中、この「ねじれ」が国政の停滞を招くことのないように願うものであり、国の動向をしっかりと注視して参ります。先日、政府が発表しました8月の月例経済報告におきまして、景気の基調判断を3カ月連続で「着実に持ち直してきており、自律的回復への基盤が整いつつある」とされております。本市におきましては、7月末に発表された6月の有効求人倍率が0.46と前年同期(0.27)と比べ0.19ポイント増と、大幅に改善しておりますが、今後も、「緊急雇用創出事業臨時特例基金事業」等により雇用確保の取組を継続して参ります。

 

 

 次に、川内原子力発電所3号機の増設計画につきましては、去る8月16日、「川内原子力発電所3号機増設の賛否を問う薩摩川内市市民投票条例」制定に係る署名簿が、選挙管理委員会に提出されました。現在、選挙管理委員会におきまして署名簿の審査が行われており、今後、縦覧等所要の手続が進められることとなります。今回の条例制定の請求に係る手続は、法令に基づくものであり、これを真摯に受け止め、今後関係法令にのっとり適切に対応して参りたいと考えております。

 

 

 公共関与による産業廃棄物管理型最終処分場につきましては、県知事から求められておりました事前協議書に対する生活環境の保全の見地からの意見並びに設置等予定者が協議すべき者及び事項に係る市長意見を、7月15日に提出いたしました。また、地元3自治会の参加を得て、地元連絡協議会「エコパークかごしま連絡協議会」が8月8日に設置され、環境保全協定や地元振興策等についての協議が開始されたところであります。反対である1自治会については、引き続き県及び環境整備公社において説明をされ、理解を求められるようお願いして参ります。

 

 

 ところで、平成18年7月の県北部豪雨災害で流失しました久住橋が4年ぶりに完成し、8月8日に竣工式が執り行われました。これは、4年の歳月をかけた国・県の懸命の復旧作業の協力によるものでございます。また、川内市街部改修における向田地区の堤防工事も終了いたしました。築堤後、50年程度経過していた堤防の質的強化対策がなされ、治水機能が向上したことに加え、新しい堤防の姿は、市民の散歩コースにも最適で、母なる川内川をより身近に感じることができるようになりました。今後は、大小路地区における引堤事業の着実な実施を強く要望し、早期に完成させたいと考えております。

 

 

 現在、全国どこでもゲリラ豪雨と呼ばれる集中豪雨が起こりうる状況にあり、間もなく、台風シーズンも到来しますが、災害のないことを切に願いますとともに、災害に強いまちづくりに一層傾注して参ります。中でも、災害に強いシステムづくりとして進めております防災行政無線戸別受信機の整備につきましては、本年度分としては先般、里地域の設置工事に着手したところであり、今後、樋脇地域の全世帯、川内地域の1万3500世帯について順次、発注を行い、整備して参ります。来年度には、未整備地域の設置を終え、市内全域の屋内で防災行政情報が聞ける環境を整えた後、既存設備の更新工事を行い、平成25年度までを目途に、できるだけ早い時期に全世帯への新たなシステムの戸別受信機の設置を終えたいと考えております。

 

 

 次に、国・県等への要望活動につきましては、まず、来年3月の九州新幹線全線開業を控え、1人でも多くの観光客を本市に呼び込むために、去る6月29日、大阪と鹿児島を結ぶ「さくら」の川内駅停車について、議長及び各委員長とともにJR九州本社に要望いたしました。また、8月10日、南九州西回り自動車道「川内隈之城道路」の早期完成、川内市街部改修の着実な事業促進等について、市議会及び商工会議所等市内関係団体の代表者と連携し、国へ要望いたしました。さらに、甑島の観光振興及び一体感の醸成になくてはならない藺牟田瀬戸架橋の建設促進等々、本市の発展に欠かすことのできない事業の促進等について、国及び県に対し今月、要望いたしました。

 

 

 また、甑島航路につきましては、去る6月29日に議長、各委員長とともに国に対し、川内甑島航路及び国庫補助航路存続に関する要望を行いました。8月11日には、国の指導により設置された甑島航路改善協議会が開催され、航路の現状分析、航路経営診断及びアンケート調査等について審議が行われました。一方、今月2日から3日にかけ甑島航路に関する意見交換会を甑島9地区で開催し、川内甑島航路に対する本市の考え方を改めて説明したところであります。いずれにいたしましても、9月初旬に行われる甑島島民のアンケート調査が甑島航路の将来を大きく左右するものと考えておりますので、その結果を注視して参ります。

 

 

 ところで、中越パルプ工業株式会社川内工場が開発した我が国初の国産竹100パーセントの竹紙を有効活用し、本市の特産品としてピーアールするため、利用促進協定を市、中越パルプ工業株式会社川内工場及び鹿児島県印刷工業組合川薩支部の3者で締結いたしました。これを機に、市民の皆様にも是非、積極的に竹紙を利用していただきたいと存じます。

 

 

 また、薩摩川内市ふるさと特産品コンクールの受賞商品など特産品が揃いつつありますが、現在開発中の川内菓子業組合や株式会社まちづくり薩摩川内等によるスイーツ商品、観光協会やホテル旅館組合、料飲業組合等によるグルメ商品なども含め、マーケットを重視した売れる商品のセールスに取り組んで参ります。

 

 

 このほかのシティセールスでは、薩摩川内市の将来都市像、まちづくりのビジョンである「市民が創り市民が育む交流躍動都市」を具現化することを念頭に、市民ぐるみの口コミによるセールス活動を展開するためにシティセールスサポーターを募りながら、薩摩川内の知名度向上、地域経済の活性化、郷土愛の醸成を目指して取り組んでおりますが、県外向けは、従来のピンポイント的な宣伝に加え、この10月からの博多駅の駅貼広告を皮切りに、テレビ・新聞等と絡めたピーアールを展開して参ります。

 

 

 また、九州新幹線全線開業日に向けて、市観光協会、市内各種団体及びJR九州を始め、県の全線開業記念イベント実行委員会や近隣市町とも連携して参ります。

 

 

 次に、補正予算につきまして御説明いたします。

 

 

 今回の補正予算につきましては、一般会計において補正額14億9792万1千円、補正後519億7369万4千円と市町村合併後最大の予算規模となりましたが、これは、国の政策として本年度創設された子ども手当の給付等の措置がなされたことに伴うものであります。このほか、12特別会計及び水道事業会計に係る補正予算も上程しております。

 

 

 補正予算の内容としましては、国県補助金の内示に伴う歳入・歳出予算の調整を行いましたほか、一般会計において、喫緊の課題である口蹄疫対策関連として、口蹄疫により適期に子牛を上場できなかった畜産農家の経営再建の支援に加え、口蹄疫発生に伴う集客力低下や景気低迷による市内消費の冷え込みに対する刺激策として、昨年度に引き続き川内商工会議所及び薩摩川内市商工会において発行されますプレミアム商品券に対する補助経費を計上しております。

 

 

 また、来年4月から予定しております薩摩川内市社会福祉協議会への地域包括支援センター業務の委託に向けた準備経費に対する補助や、総合運動公園施設の更なる利活用を図るため、新たにスポーツ合宿等宿泊研修施設の設置に向けた基本計画策定のための経費などを計上したところであります。

 

 

 なお、本市議会会期中に、平成21年度各会計決算に係る認定議案を上程させていただくこととしておりますので、よろしくお願い申し上げます。

 

 

 最後に、今回の市議会定例会から、総括質疑並びに一般質問におきまして、会派からの代表質問が始まります。初めての試みではございますが、議会と切磋琢磨し、二元代表制を最大限に活用しながら、市勢発展に鋭意、努めて参りますので、議員各位におかれましては引き続き、御理解・御協力を賜りますよう、切にお願い申し上げます。

 

 

 なお、今議会におきましては、補正予算案のほか、薩摩川内市立小学校・中学校条例の一部を改正する条例案を始めとする各議案について御審議をお願いしておりますが、会期中に薩摩川内市手数料条例の一部を改正する条例案等を追加提案させていただく予定でありますので、御了承を賜りたいと存じます。

 

 

 提案いたしました各議案等の細部につきましては、主管部・課長から説明させますので、何とぞ慎重なる御審議を賜りますようお願い申し上げます。

 

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