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■平成22年 第5回薩摩川内市議会定例会(12月)における施政の概要等について
※「施政方針」「施政等の概要」とは、市長が、どのような考えや方針で、市政を進めていくかを明らかにするものです。具体的には、重要施策の進め方や予算について、市を取り巻く諸情勢を踏まえながら、通常、1年間に4回開会される市議会の冒頭で、市長が表明演説を行います。なお、本文書は演説原稿であり、当日の筆記録ではありませんので、演説の内容とは若干の相違点がある場合があります。御了承ください。市議会の会議録は、後日、市議会ホームページでご覧になれます。

 

 

●平成22年11月29日開会の平成22年第5回市議会定例会で、岩切秀雄市長が述べた「施政の概要等」について紹介します。

 

 本年もあと1カ月を残すのみとなりましたが、本日ここに平成22年第5回市議会定例会が開会されるに当たり、現時点における諸報告と所信の一端を申し上げますとともに、このたび提案いたしました補正予算案等の概要を御説明いたします。

 

 

 まず、先の臨時会において、川畑善照議長、上野一誠副議長が就任され、議会運営委員会、各常任委員会・特別委員会など新たな議会の構成を順調に終えられましたことは、誠に御同慶に堪えません。今後も、更なる市民の福祉向上と市勢の発展のため御尽力いただきますことに対しまして、衷心より敬意を表する次第であります。

 

 

 さて、今年1年を振り返ってみますと、4月に宮崎県で発生しました家畜伝染病口蹄疫に対し、本市では消毒薬の配布や消毒ポイントの設置、子牛の飼料代など育成費への助成、再開後最初のセリ市での子牛導入への補助、国が定める基準である発動価格と平均価格の差額の一部補てんなど、総額1億1300万円の対応策を講じて参りました。

 

 

 また、第1次薩摩川内市総合計画下期基本計画の策定を始め、中学校終了までの医療費の無料化、観光交流部及びシティセールス推進課の新設、薩摩川内市ゴールド集落活性化条例の施行などのソフト面はもとより、川内駅東口駅前広場の供用開始、川内川向田地区堤防の質的強化対策工事、久住橋の開通など様々な事業で進展がありました。

 

 

 次に、国政に目を向けますと、先月の菅総理大臣の所信表明演説において、解決すべき重要政策課題として、「経済成長」、「財政健全化」、「社会保障改革」の一体的実現を掲げ、その前提として「地域主権改革の推進」を述べられており、菅内閣の有言実行に期待する次第であります。しかしながら、昨今の情勢は、尖閣諸島をめぐる日中問題や北朝鮮による韓国、延坪島への砲撃事件、円高・デフレによる景気後退への懸念、さらには、環太平洋戦略的経済連携協定、いわゆるTPPなど多くの問題を抱え、決して順風満帆とは言えない状況であります。今月公表された内閣府の月例経済報告では、「景気はこのところ足踏み状態となっている」と厳しい判断であります。そのような中、本市に目を向けますと、9月の有効求人倍率は0.48で対前年比0.16ポイント回復に向かっておりますが、引き続き、「ふるさと雇用再生特別基金事業」等の活用による雇用対策や、今月13日から発売しておりますプレミアム商品券による景気対策など、なお一層の改善に努めて参ります。

 

 

 次に、川内原子力発電所3号機の増設計画につきましては、重要電源開発地点指定申請に関し経済産業省から意見を求められていた県知事は、去る19日に異議がない旨回答されましたが、県知事が回答されるに当たっては、国及び事業者に対する本市の要望事項を16日に、県知事へお伝えしたところです。

 

 

 また、県知事の回答を受け同指定が行われますと、今後、関係法令等に基づく諸手続が進められることになりますが、徹底した安全思想に基づく設計・審査並びに情報公開を含め市民に対する分かりやすい説明を行っていただくよう、国及び事業者に対しお願いして参りたいと存じます。

 

 

 また、公共関与による産業廃棄物管理型最終処分場につきましては、関係者との協議等結果報告書を受け、処分場設置に係る生活環境の保全の見地からの意見を、県知事から求められておりましたが、先週26日に回答したところであります。

 

 

 今後も、安全・安心な施設の建設・運営に必要な意見を申し述べて参りますとともに、鹿児島県環境整備公社及び鹿児島県には引き続き、地域住民への誠実な対応と丁寧な説明を要請して参ります。

 

 

 次に、シティセールスにつきましては、今月5日に福岡市においてトップセールスを行いました。本市に縁のある皆様方も数多くお立ち寄りいただき、大変感謝しているところであります。甑島の水産加工品を始め、ふるさと特産品コンクール入賞商品、くじら食文化を守る会の「くじらカレー」や菓子工業組合の「mucca(ムッカ)」などが好評でありました。また、商工会が名物料理として開発中の「あおさラーメン」や「きびなごバーガー」等の試食会も行い、商品化に向けた手応えを感じることができました。

 

 

 なお、薩摩川内スピリッツ・きやんせ博覧会のガイドブック配布とホームページ運用が始まり、12月1日から受付を開始いたします。82のパートナーの御協力をいただき、102のプログラムで市内外から約3800人を迎え入れようというプロジェクトですので、数多くの市民の皆様の御参加を期待するものであります。

 

 

 いずれにしましても、来年3月12日の九州新幹線全線開業に向けて、市民総ぐるみのシティセールスを進めながら、集中的なピーアールとイベント集客を図る所存であります。

 

 

 また、本市での秋季・春季キャンプを経て、今季のプロ野球ペナントレースに臨んだ千葉ロッテマリーンズは、2軍の優勝に続き、1軍も日本一に輝きました。同じく、本市で強化合宿を行い、世界バレーに臨んだ全日本女子バレーボールチームは、32年ぶりのメダル獲得の快挙を成し遂げ、女子チームの活躍に続き、全日本男子バレーボールチームも広州アジア大会においてメダルを獲得しました。本市と縁のあるこれらのチームには、引き続き、本市での合宿を継続され、子供たちに夢と希望を与えてほしいと願うところであります。

 

 

 さて、今月10日に、大規模な災害現場等において消防隊員をサポートする機能を有する「支援車(約7100万円相当)」を、消防庁から無償で貸与していただきました。県内で初めてとなるこの最新鋭の車両の配備により、広く市民の皆様の安全・安心につながるものと確信しており、今後も、なお一層災害に強いまちづくりに取り組んで参ります。

 

 

 ところで先月、韓国ポートセールスにおいて、定期コンテナ航路の運航事業者である興亜海運株式会社を訪問し、週2便化を要望いたしましたところ、金社長から直接回答をいただき、航路開設以来の悲願でありました週2便化が実現いたしました。早速、今月8日、鹿児島市で開催したポートセミナー及び16日、川内港で開催した週2便化就航セレモニーにおいて、多数の港湾関係者の皆様に、利便性が向上した川内港のメリットをセールスしたところであります。また、今月1日に、川内港京泊地区が「指定保税地域」に指定されたことも、川内港利活用の追い風になると期待しております。

 

 

 あわせて、同時期に実施いたしました韓国昌寧郡訪問では、金郡守の本市への招へいと平成24年度に友好交流都市締結を目指すことを提案いたしました。昌寧郡とは、民間の綱引交流が縁となり、行政間の交流も昨年から始めたところでありますが、両市郡は、綱引以外にもラムサール条約の登録湿地など共通点も多いことから、今後も、相互交流を進めながら交流の在り方を検討して参ります。

 

 

 さらに、今月10日から向原副市長を団長とする公式・経済交流合同訪中団を常熟市に派遣いたしました。来年度が友好都市締結20周年に当たることから、記念事業や新たな交易の可能性について具体的な協議を進めたところでありますが、今後、更なる友好都市の関係発展に尽力したいと考えております。

 

 

 次に、補正予算について御説明いたします。

 

 

 今回の補正予算については、一般会計において1億1039万8千円を減額し、13特別会計においては2億5050万3千円を増額、また、水道事業会計、工業用水道事業会計並びに自動車運送事業会計に係る補正予算を上程しております。

 

 

 まず、一般会計につきましては、市税において固定資産税を増額したほか、国県補助金の内示に伴う歳入・歳出予算の調整を行うとともに、国家公務員の人事院勧告に準じ人件費を減額しております。

 

 

 一方、緊急性の高い市道整備に要する経費のほか、15カ月執行予算として、日頃から市民の皆様からの要望が多い市道の維持補修に係る経費を増額補正いたしました。

 

 

 さらに、中心市街地の活性化や市民生活の利便性の向上を図るため、川内駅東口を含めた中心市街地の大規模未利用地を活用した複合拠点施設の整備に向けた可能性調査のための経費を新たに計上したほか、地域の雇用経済状況を踏まえ、緊急雇用創出事業臨時特例基金事業等を追加したところであります。

 

 

 各特別会計につきましては、国民健康保険事業特別会計及び介護保険事業特別会計において国庫支出金精算返納金の確定や介護給付費等の執行見込みにより増額したほか、簡易水道事業特別会計など11会計においても、一般会計と同様に人事院勧告に準じ人件費を減額するほか、執行見込み等による所要の調整を行うこととしております。

 

 

 公営企業会計につきましては、人事院勧告に準じ人件費を減額したほか、水道事業会計において消費税等納付額の確定に伴う国庫補助金返還金を計上することとし、また、自動車運送事業会計において車両修繕経費等につきまして増額を行っております。

 

 

 最後に、私が市長に就任いたしましてから、今月7日で、ちょうど2年が経過しました。就任当初、リーマンショックに端を発した世界的金融危機に伴う雇用対策や川内原子力発電所3号機増設申し入れ、更には今年になって宮崎県で発生した口蹄疫への対応、そして、産業廃棄物管理型最終処分場等諸問題に、必死にかつ真摯に取り組んで参りました。私は、この2年間を本市発展の分岐点と考えて参りましたが、概ね順調に市政が進展したと考えるところでございます。これからも職員一丸となり、誠心誠意、市政の発展に努めて参る覚悟でございますので今後とも、議員各位の更なる御支援と御協力を賜りたいと存じます。

 

 

 なお、今議会におきましては、補正予算案のほか、人事院規則の改正に伴う薩摩川内市外国の地方公共団体の機関等に派遣される職員の処遇等に関する条例の一部を改正する条例案を始めとする各議案について御審議をお願いしておりますが、会期中に、財産の取得に係る議案等を追加提案することにいたしておりますので、御了承賜りますよう併せてお願い申し上げます。

 

 

 提案いたしました各議案等の細部につきましては、主管部・課長から説明させますので、何とぞ慎重なる御審議を賜りますようお願い申し上げます。

 

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