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■平成23年 第1回薩摩川内市議会定例会(3月)における施政方針演説について

※「施政方針」「施政等の概要」とは、市長が、どのような考えや方針で、市政を進めていくかを明らかにするものです。具体的には、重要施策の進め方や予算について、市を取り巻く諸情勢を踏まえながら、通常、1年間に4回開会される市議会の冒頭で、市長が表明演説を行います。なお、本文書は演説原稿であり、当日の筆記録ではありませんので、演説の内容とは若干の相違点がある場合があります。御了承ください。市議会の会議録は、後日、市議会ホームページでご覧になれます。

 

 

●平成23年2月21日開会の平成23年第1回市議会定例会で、岩切秀雄市長が述べた「施政方針と予算の概要」について紹介します。

 

 

 1  はじめに

 

 

 平成23年第1回市議会定例会に当たり、市政の状況並びに施策に関する所信の一端を申し上げますとともに、提案いたしました平成23年度当初予算案等の概要を御説明し、議員各位並びに市民の皆様の御理解と御協力を賜りたいと存じます。

 

 

 まず、先月26日に出水市の養鶏場で発生した高病原性鳥インフルエンザにつきましては、本市においては、家畜伝染病対策本部を設置し、出水市の消毒ポイントに職員を派遣するなどの対応を取って参りました。今月17日に移動制限等の措置が解除されましたが、今後も万全の体制を続けて参ります。

 

 

 川内原子力発電所3号機につきましては、先月12日、九州電力株式会社が国に対し原子炉設置変更許可申請を行いました。国の厳正な安全審査と九州電力株式会社による徹底した安全確保を大前提として、地域振興についての取組を本格的に進めて参ります。特に、地元であります久見崎・寄田地区の活性化を第一に考えて参りますが、全市の発展を図るための複合拠点施設の整備につきましては、本市の将来を左右する地域振興の一大プロジェクトと言っても過言ではありません。現在、設置場所や構成施設に係る可能性調査を進めておりますが、その調査結果を踏まえ基本構想を策定し、中心市街地の活性化及び市民の利便性向上を図りたいと考えております。

 

 

 なお、電源立地地域対策交付金は、全市のバランスを考慮し年次的に計画を立て、活用して参ります。

 

 

 公共関与による産業廃棄物管理型最終処分場につきましては、1月12日、鹿児島県環境整備公社、鹿児島県並びに川永野自治会、木場茶屋自治会及び百次大原野自治会との間で、基本協定、環境保全協定等が締結されました。私は、3者がこれらの協定を真摯に履行するため、立会人として調印したところであります。

 

 

 次に、本市をめぐる最近の動きであります。

 

 1月に、福岡ソフトバンクホークスの杉内俊哉選手を中心とする10名のプロ野球選手の自主トレが本市において行われ、今月に入りましては、昨年1・2軍でアベック優勝いたしました千葉ロッテマリーンズのファーム春季キャンプが、およそ1カ月間にわたる日程で実施されております。8年連続となるロッテ春季キャンプは、市内外の野球ファンの楽しみとして定着し、休日の総合運動公園は、多くの観客でにぎわっております。また、今月5日には、バレーボールVプレミアリーグ女子の公式戦がサンアリーナで行われ、約2800人の観客を魅了しました。いずれも、合宿所の必要性について要望をされましたので、早期に合宿所の建設を進めたいと思います。

 

 

 来週以降も、青山学院大学男子サッカー部、帝塚山大学硬式野球部、京セラ女子陸上競技部、大阪大学硬式野球部、浦和レッズレディースなどの合宿が本市で予定されており、今後も、スポーツを活かしたシティセールスを継続し、地域振興を図って参ります。

 

 九州新幹線全線開業を19日後に控え、本市をまるごと売り込むシティセールスの目玉として、体験交流型プログラムを揃えた「きゃんぱく」が、今月11日に始まりました。その前日には、シティセールスサポーターの交流会を前夜祭として開催したところでありますが、「きゃんぱく」パートナーによるアトラクションや作品展示を拝見しますと、本市の魅力が着実に掘り起こされ、サポーターによるピーアールの輪が広がっていることを実感したところであります。

 

 

 また、来月には新たな観光船「かのこ」も完成いたします。宝の島である甑島を観光の目玉として売り出すためにも、新「かのこ」によります甑島西海岸の断崖・奇岩を巡るクルージングについて、内外に広くピーアールする考えであります。

 

 

 

 ところで、先月公表されました国勢調査の速報値におきまして、本市の人口が10万人を下回ったことは、全国的にも地方都市の少子高齢化が進む中、過疎化が始まっているとはいえ、誠に遺憾であり残念でなりません。今後、要因分析を進め、人口増加対策を講じて参ります。

 

 

 そのような中、今月に入り峰山地区コミュニティ協議会が平成22年度「あしたのまち・くらしづくり活動賞」で内閣総理大臣賞を、斧渕地区コミュニティ協議会が「鹿児島県コミュニティづくり推進協議会優秀賞」を受賞され、本市における地域協働の活動が高く評価されましたことは誠に喜ばしいことであります。今後も、個性豊かで活力に満ちた地区コミュニティの活動に期待しますとともに、市としましても、自治基本条例に則り、引き続き、コミュニティ活動への積極的支援に努めて参る所存であります。

 

 

 

2  施策の概要

 

 第177回通常国会の施政方針演説において、菅直人首相は、国づくりの理念として、「平成の開国」、「最小不幸社会の実現」、そして、「不条理をただす政治」の3つを掲げています。これらの理念を推進する土台として、内閣の大方針である地域主権改革の推進、すなわち一括交付金の創設、基礎自治体への権限移譲や国の出先機関の見直しなどの改革が、今年大きく前進すると強調されております。菅内閣は、ねじれ国会の中で、厳しい舵取りを余儀なくされておりますが、地域主権の取組については、目に見える形で前進することを期待するところであります。

 

 本市では、向こう3カ年についての「政策展開に関する戦略的な基本方針」を定め、平成23年度予算案を編成いたしました。重点項目は、「ゴールド集落支援」、「子育て支援」、「交通・通信」、「社会基盤」、「シティセールス」及び「安定した産業」の6つであります。

 

 まず、「ゴールド集落支援」につきましては、昨年4月に施行いたしましたゴールド集落活性化条例に基づき、定住促進や集落活性化、耕作放棄地の解消や鳥獣被害防止などの支援を継続し、住民が自信と誇りを持ち、安心して生活できる地域づくりを推進して参ります。

 

 

 「子育て支援」につきましては、昨年4月に始まりました中学校修了までの医療費無料化を継続するとともに、新たに中学1年生から高校1年生までを対象にした子宮頸がんワクチン接種、0歳から4歳児までを対象にした小児用肺炎球菌ワクチン接種及びヒブワクチン接種の全額助成を4月から開始いたします。また、保育所定員の見直しにより、待機児童の解消を図りたいと考えております。さらに、保育所施設や放課後児童クラブ施設の整備も併せて進めて参ります。

 

 

 「交通・通信」につきましては、入来地域デマンド交通及び市内横断シャトルバスの実証運行を継続しながら、新たに地区コミュニティ協議会によるデマンド運行モデル事業を実施し、交通空白地域の解消と地域住民の交通利便性の向上を図ります。また、共聴施設整備への補助等により、今年7月の地上デジタル放送への完全移行に伴う難視聴地域の解消にも取り組んで参ります。

 

 

 

 「社会基盤」につきましては、大小路地区における川内川市街部改修事業と一体となった都市計画道路等を整備するほか、公共施設の耐震診断を行い、また、都市公園・橋梁の長寿命化に取り組みます。市民の安全・安心の確保につながる防災行政無線戸別受信機は、平成24年度中の全世帯設置を目指し、前倒しで整備して参ります。

 

 

 「シティセールス」につきましては、先程述べましたとおり、市勢発展の起爆剤となる九州新幹線全線開業が、いよいよ19日後に迫って参りました。本市を訪れるお客様への「おもてなしの心」を醸成しながら、市民の皆様の郷土愛も育みつつ、市民ぐるみのシティセールスを引き続き展開して参ります。

 

 

 「安定した産業」につきましては、市内で生産される農林水産物を使用した加工品の製造、販売により、新たな雇用を創出していただく事業者を支援する農商工連携チャレンジ起業支援事業を新たに創設するとともに、運転資金利子補助等による中小企業支援、産地農業後継者支援事業等による新規就農者・農業後継者の確保に努めて参ります。

 

 

 小・中学校教育につきましては、平成21年度から市内全中学校区におきまして、小・中一貫教育を実施しておりますが、昨年12月に策定いたしました「薩摩川内市立小・中学校の再編等に関する基本方針」に基づき、東郷地域などの再編対象地域を中心に説明会を実施して参りました。今後、保護者や地域住民の御理解と御協力を得ながらできる限り早期に学校再編を進め、よりよい学校教育環境を整備して参ります。

 

 

 

3  予算の大綱

 

 

 

 平成23年度当初予算につきましては、国・県の行財政運営の動きにも注視しつつ、安定的かつ持続的な財政運営の実現を図るため、引き続き市債残高の抑制と財政調整基金など財源対策に用いる基金の確保・堅持に努めるなど、財政健全化と施策展開の両立を図りながら、予算を編成したところであります。

 

 

 中でも、本市の喫緊の課題である人口の減少や少子高齢化、地域産業の低迷などに対応すべく、前に述べた6つの政策重点項目を設定し、政策の重点化と緊急性を踏まえた行動・実行型予算としたところであります。

 

 

 これらの結果、一般会計当初予算の規模は市町村合併後初めて500億円台となる514億2千万円、簡易水道など14の特別会計の合計で279億6902万円となったほか、3件の公営企業会計予算を提案しております。

 

 

 なお、本年度においても、本格的な年間予算として編成したところでありますが、特定離島ふるさとおこし推進事業など採択状況を見極める必要のあるものについては、6月期の補正予算として上程する方針でありますので、御理解をお願いいたします。

 

 

4  むすび    

 

 

 今議会におきましては、薩摩川内市企業立地促進条例の一部を改正する条例案のほか、財産処分議案及びこれに関連した一般会計における平成22年度の第11回補正予算案など、各議案の御審議をお願いしております。

 

 

 なお、第11回補正予算案につきましては、九州電力株式会社から、川内原子力発電所3号機建設工事に伴い隣接地である本市所有の保安林の譲渡の申入れがあり、これを受け、本市において不動産鑑定などの所要の手続を踏み、このたび、寄田町及び久見崎町内の約56万3千平方メートルの土地を売却することとしたため、これに伴い所要の予算調製を行うものであります。

 

 

 提案いたしました各議案等の細部につきましては、主管部局・課長等から説明させますので、何とぞ慎重なる御審議を賜りますようお願い申し上げます。

 

 

 最後に、私は新年の職員仕事始め式におきまして、本年を「勝負の年」と位置付け、全職員が一丸となってシティセールスに取り組むように訓示いたしました。九州新幹線全線開業という千載一遇のチャンスを活かし、議員各位と職員、そして市民の皆様と力を合わせ「薩摩川内スピリッツ」と「元気な薩摩川内市」を全国に発信し、市勢発展を図りたいと意気込んでおります。本市の飛躍的発展へのスタートとなる今年にかける私の決意と熱意を申し上げ、施政方針といたします。

 

 

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