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■平成23年 第4回薩摩川内市議会定例会(12月)における施政の概要等について
※「施政方針」「施政等の概要」とは、市長が、どのような考えや方針で、市政を進めていくかを明らかにするものです。具体的には、重要施策の進め方や予算について、市を取り巻く諸情勢を踏まえながら、通常、1年間に4回開会される市議会の冒頭で、市長が表明演説を行います。なお、本文書は演説原稿であり、当日の筆記録ではありませんので、演説の内容とは若干の相違点がある場合があります。御了承ください。市議会の会議録は、後日、市議会ホームページでご覧になれます。

 

 

●平成23年11月28日開会の平成23年第4回市議会定例会で、岩切秀雄市長が述べた「施政の概要等」について紹介します。

 

 本年もあと1月余りを残すのみとなりましたが,本日ここに平成23年第4回市議会定例会が開会されるに当たり,現時点における諸報告と所信の一端を申し上げますとともに,このたび提案いたしました補正予算案等の概要を御説明いたします。

 

 

 まず,今年1年を振り返ってみますと,1月26日の新燃岳の大噴火に始まり,3月11日には未曾有の東日本大震災が発生しました。国難ともいえる東日本大震災は,被災地の甚大な被害にとどまらず,日本全国に多大な影響を及ぼしました。被災地はいまだ復興の途にありますが,被害に遭われた方々が,1日も早く平穏な日々を迎えられることを心から念じております。また,福島第1原子力発電所の事故につきましては,原子力発電所の所在市として,非常に心を痛めております。

 

 

 一方,3月12日に全線開業いたしました九州新幹線は,県内の観光に明るい陽を射し,本市におきましても川内駅の利用者や甑島への団体観光客が増加するなど,プラスの効果が現れております。

 


 他にも,本市における明るい話題を挙げますと,新観光船「かのこ」完成による甑島観光の充実,全国トンボ市民サミットの成功,川薩畜産共進会等における畜産農家の活躍,長崎堤防の土木遺産認定など多岐にわたり,また,ハード整備におきましても川内駅西口バス待合所や亀山地区コミュニティセンター等の整備,一般県道手打藺牟田港線(手打バイパス)及び市道瀬ノ岡・丸山線の開通,藺牟田瀬戸3号トンネルの貫通など各事業において進展が見られました。

 

 

 さて,国政に目を向けますと,9月に就任された野田内閣総理大臣は,今月,環太平洋連携協定,いわゆるTPP交渉への参加に向けた協議に入ることを表明されました。この議論は,野党はもとより与党内でも意見が分かれ,政府における意思統一も困難を極めております。また,普天間飛行場の移設問題や消費税増税問題,さらには,緊急を要する歴史的円高対策など,先の菅内閣に続き,野田内閣も厳しい状況に立たされております。今月,公表されました内閣府の月例経済報告では,「景気は,東日本大震災の影響により依然として厳しい状況にあるなかで,緩やかに持ち直している。」とされておりますので,今後の景気動向を注視していく必要があると考えているところであります。

 

 

 さて,先月26日から29日まで,公式訪中団,川内商工会議所経済交流団及び女性交流団の3団,37名で常熟市を訪問し,王市長への表敬訪問,友好都市締結20周年記念式典及び祝賀会に出席いたしました。
また,今回の訪中では,鹿児島純心女子大学と常熟理工学院との友好大学協定締結調印式も執り行われ,今後,両校の交流が進み,国際感覚を身に付けた人材が育つことを期待しております。

 

 

 一方,経済交流では,川内商工会議所と常熟工商業連合会との意見交換や工場視察が行われ,今後,商談がまとまり,両市の交易が具体化することを期待しております。友好都市締結20周年を機に,更に市民交流や経済交流を推進し,新たな時代にふさわしい互恵関係の構築を目指して参りたいと考えております。

 

 

 次に,平成16年4月に開設いたしました韓国釜山港と川内港を結ぶ定期コンテナ航路が,当面の目標としていました年間取扱量1万TEUを達成し,今月8日,記念セレモニーを開催いたしました。開設から7年目の達成は,クレーンの設置などの港湾機能の充実,週2便化などの利便性の向上及び関係者による積極的なポートセールスの成果によるものであり,誠に喜びに堪えません。
 また,先月25日には,再生資源の海外輸出を手掛ける株式会社K&Kと立地協定を締結いたしました。同社の立地及び事業拡大は,川内港利活用に大いに貢献するものと期待しているところであります。今後,中国などの東アジアに近い地理的優位性を生かした国際物流港湾として,川内港が更に発展するよう努めて参ります。

 

 

 ところで,定期検査後の川内原子力発電所の再稼動につきましては,九州電力株式会社が国から示された指示に基づき適切に対応し,発電所の安全性が確保され,国による市民への説明を経た後に,議員の皆様方の意見をお聴きしながら判断して参りたいと考えております。しかし,依然として再稼動の目処が立っておらず,夏場に続き,冬場の電力不足が懸念されております。九州電力管内では,国から5パーセントの節電が求められており,本市におきましてもプロジェクトチームによる取組を一層強化したところであります。夏場に達成いたしました本庁及び支所庁舎の電気使用量10パーセント削減を,今冬も目指して参りますので,議員各位,そして,市民の皆様にも節電に御協力をいただきたいと存じます。

 

 

 原子力防災につきましては,原子力安全委員会において,「防災対策を重点的に充実すべき区域」について,緊急事態の初期段階における防護措置を考慮するなどの新たな考え方に加え,従来の10キロメートルから30キロメートルに拡大する考え方が示されました。今後,同委員会において防災指針が決定された後,国・県から示される方針に基づき,市民の安全を第一に,市の原子力防災計画を見直すこととしております。なお,津波対策の看板につきましては,地区コミュニティ協議会等と協議の上決定しました約320箇所に,年度内に設置する予定であります。

 

 

 観光につきましては,先週上京した際に,溝畑宏観光庁長官と,中津小学校と上甑中学校に在席され本市に縁のある又野己知観光庁次長と面会し,本市観光への御協力について心強いお言葉をいただいたところであります。
 また,今月14日,南九州市知覧町において「武家屋敷サミット2011」が開催され,国の重要伝統的建造物群保存地区に選定された武家屋敷群を有する本市と南九州市,出水市の3市が観光協定を締結いたしました。九州新幹線全線開業を契機として,3市で連携を図りながら,薩摩半島を巡る観光ルートの確立等により誘客を図って参ります。なお,江戸時代末期に建築された旧増田家住宅については,解体作業が終了し,来年6月の本体完成を目指し,保存修理工事を進めております。

 

 

 なお,先日,本市の温泉を題材に市職員有志が制作した手づくりコマーシャルが「KKBふるさとCM大賞」のグランプリを獲得しました。副賞となる年間120本の無料放送により,本市のピーアールが図られるものと考えております。

 

 

 スポーツにつきましては,先のワールドカップにおいて,本市での強化合宿を経て挑んだ全日本女子バレーボールチームが,22年ぶりに4位の好成績を収め,先週,眞鍋政義監督が報告のため市役所を訪問されました。残念ながら,ロンドン五輪出場決定とはなりませんでしたが,来年5月の最終予選での五輪出場権獲得に向け,決意を述べられました。また,プロ野球では,本市で今年1月に自主トレを行った杉内俊哉投手,森福允彦投手,山崎勝己捕手らの活躍により,福岡ソフトバンクホークスが日本シリーズを制し,日本一に輝きました。本市でトレーニングを積んだスポーツ選手の活躍は,市民に活力と元気を与えてくれました。

 

 

 次に,補正予算につきまして御説明いたします。

 


 今回の補正予算については,一般会計において4億4325万8千円を,9特別会計においては4億5728万円を増額し,また,水道事業会計及び自動車運送事業会計に係る補正予算を上程しております。

 


 一般会計につきましては,市税において収入見込みにより市民税及び固定資産税を増額したほか,国県補助金の内示に伴う歳入・歳出予算の調整を行うとともに,事業の確定又は執行見込みによる予算の調整を行ったところであります。
 さらに,日頃から市民の要望が多い市道の維持修繕に係る経費を15カ月執行予算として増額補正するとともに,消防団員の公務災害補償の安定的支払を確保するため共済基金掛金に係る経費を増額計上しております。
 また,本市の推進する新エネルギー政策の方向性や行動計画を示す新エネルギービジョンの策定を来年度中に完了するため,債務負担行為の設定も提案したところであります。

 


 各特別会計につきましては,簡易水道事業特別会計ほか2特別会計において,後年度の財政負担を軽減するため市債の繰り上げ償還に係る経費を計上し,国民健康保険事業及び介護保険事業の特別会計において,国庫支出金等精算返納金を増額しました。特に,国民健康保険事業では,保険給付費の動きに対応し,後年度の運営に備えた基金積立を行うこととしております。

 


 公営企業会計につきましては,水道事業会計において企業債償還利率見直しに伴う所要額の調整を行うこととし,また,自動車運送事業会計において車両修繕費の増額を行っております。

 

 

 最後に,現在,国においては新年度の予算編成作業が進められておりますが,地方自治体へ交付される予算等につきましては,いまだ不透明な状況にあり,地域間競争に勝ち残るためには,これまで以上に創意工夫と努力が求められております。大震災の影響による厳しい状況を,議員各位の御協力の下,職員一丸となって乗り越え,市勢発展につなげて参る所存であります。

 

 

 なお,今議会におきましては,補正予算案のほか,受益者負担の適正化及び公平化を図るため,施設等の使用料及び手数料に係る関係条例の改正案41件を始めとする各議案について御審議をお願いしておりますが,会期中に,財産の取得に係る議案を追加提案することにいたしておりますので,御了承賜りますよう併せてお願い申し上げます。

 

 


 提案いたしました各議案等の細部につきましては,主管部・課長から説明させますので,何とぞ慎重なる御審議を賜りますようお願い申し上げます。
 

 

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