■アフターコロナを見据えた薩摩川内市の中期的展望(市長戦略方針)
「中期的展望」とは、概ね令和10年(2028年)4月を目途に、SDGs・カーボンニュートラル、デジタル社会構築の理念の下、市民の皆様とビジョンを共有しながら、アフターコロナを見据えて、新たに、更に大きな「人流」、「物流」、「経済好循環」を創り出すため、「5つの未来創生」の実現を目指す「市長戦略方針」です。
アフターコロナを見据えた薩摩川内市の中期的展望
令和4年度当初予算の公表に当たり、SDGs・カーボンニュートラル、デジタル社会構
築の理念の下、『アフターコロナを見据えた薩摩川内市の中期的展望』として「5つの未来
創生」の実現を目指します。
5-1.新ビジョンの策定
5-2.循環経済・産業拠点の創出~川内港臨海ゾーン整備
5-3.雇用の創出
5-4.交流の創出
5-5.甑島医療体制の整備
5-1.新ビジョンの策定
・令和4年度からの新組織体制の下、次期総合計画策定を進めます。
(1)第3次総合計画策定(計画期間:令和7~16年)
(2)48地区コミュニティの地区振興計画改訂(計画期間:令和6~10年)
5-2. 循環経済・産業拠点の創出~川内港臨海ゾーン整備
・川内港臨海ゾーンにおいて、循環経済・産業拠点の創出を目指します。
(1)川内港唐浜地区国際物流ターミナルの整備・供用
(2)川内(火力)発電所跡地の活用
※火力発電所跡地32haの活用を促進し、循環経済・産業拠点を創出します。
(3)川内港久見崎みらいゾーンの分譲・企業立地
(4)南九州西回り自動車道 阿久根川内道路 薩摩川内水引IC~(仮称)湯田西方ICの供用
(5)重要港湾川内港~南九州西回り自動車道間のアクセス道の事業化促進
(6)川内川高潮対策事業(川内川左岸(滄浪地区)高潮堤防整備)
5-3.雇用の創出
(1)既存誘致企業の拡張推進
※京セラ鹿児島川内工場などの工場拡張を推進します。
(2)新規就農者育成拠点施設の利用推進
(3)閉校跡地の利活用推進
5-4.交流の創出
(1)全国大会の開催支援、誘致
※全国中学生空手道選手権大会、全国和牛能力共進会(令和4年)、
燃ゆる感動かごしま国体・燃ゆる感動かごしま大会、全国高等学校総合文化祭(令和5年)等
(2)旧川内市民文化ホール跡地活用施設の整備促進
5-5.甑島医療体制の整備
・甑島の診療所等の再編、整備を進めます。
令和4年2月14日
薩摩川内市長 田中 良二