【(6月16日更新)新型コロナウイルスワクチンの副反応について】
1 副反応について
新型コロナウイルスワクチン接種後の主な副反応については、接種部位の痛み(※)、頭痛、関節や筋肉の痛み、
疲労、寒気、発熱等がみられることがあります。
(※)モデルナ社ワクチンの初回(1回目・2回目)接種では、接種直後よりも翌日に痛みを感じる方が多く、
また、接種後1週間程度経ってから、痛みや腫れなどが起きることも報告されています。
コミナティ添付文書、COVID19 ワクチンモデルナ添付文書より
※接種部位の痛みや腫れ、紅班
また、稀に起こる重大な副反応として、ショックやアナフィラキシーがあります。
なお、本ワクチンは、新しい種類のワクチンのため、これまでに明らかになっていない症状が出る可能性
があります。接種後に気になる症状を認めた場合は、接種医あるいはかかりつけ医に相談してください。
ごく稀ではあるものの、1~3回目接種では、ワクチン接種後に心筋炎や心膜炎を疑う事例
が報告されております。接種後数日以内に胸の痛みや 動悸、息切れ、むくみ等の症状が現れたら、
速やかに医療機関を受診してください。
3回目接種では、1回目や2回目の接種と比較して、リンパ節の腫れが多く報告されています。症状がひどか
ったり長引く場合は、 医療機関を 受診してください。
ごく稀ではあるもののmRNAワクチン接種後にギラン・バレー症候群が報告されています。接種後、手足の力
が入りにくい、しびれ等の症状が現れたら、速やかに医療機関を受診してください。
4回目接種では、海外の研究での4回目接種後21日目までにおいて、重大な副反応は認めなかったと報告
されており、18歳以上の接種後21日目までに現れた症状としては、下記のとおり示されております。
(※)対象:274人(ファイザー社:154人、モデルナ社:120人)
出典:Gili Regev-Yochay et al. Efficacy of a Fourth Dose of Covid-19 mRNA Vaccine against Omicron. NEJM .2022.
接種後の副反応の頻度や経過、対処方法については、厚生労働省が作成した動画についてもご参照ください。
動画「新型コロナワクチン接種後の副反応への対応方法」(厚生労働省)
ワクチン接種に関する副反応等については、ご自身のかかりつけ医や鹿児島県のコロナ相談かごしまにご相談
ください。
2 予防接種健康被害救済制度について
予防接種法では、健康被害(病気になったり障害が残ったりすること)が起こることがあります。極めて稀ではある
ものの、なくすことができないことから、救済制度が設けられています。
新型コロナワクチンの予防接種によって健康被害が生じた場合も、予防接種法に基づく救済(医療費・障害年金等
の給付等)が受けられます。申請に必要となる手続きについては、本市新型コロナウイルスワクチン接種推進PTに
ご相談ください。
・新型コロナワクチン接種_被害救済制度(厚生労働省)(606KB)(PDF文書)
3 新型コロナワクチン副反応関連情報(厚生労働省ホームページ等)
(3) ワクチン副反応データベース ファイザー/モデルナ製ワクチン副反応疑いデータ比較(2022.3.20)
(4) コロンワクチン副反応データベース
(5) 予防接種健康被害救済制度について