【お知らせ】移住者交流会『きやんせCafé』を令和5年9月29日開催しました!

更新日:2023年10月17日

きやんせCafé

きやんせcafeの「きやんせ」とは、鹿児島弁で「いらっしゃい」の意味です。

私たち定住支援センターでは、この度、移住者の方たちの集いの場として、初めてとなる交流会を開催しました。

はじまりは、喫茶アカリトキにて

小田さんミニ講話

初めての交流会は、一回目に相応しく先輩移住者のご夫婦のお店で、美味しい茶菓を提供していただく茶話会にしました。

そのお店、喫茶アカリトキは七年前にUターンした小田初美さんご夫妻がされていて、西開聞町のSOKO KAKAKA(ソーコ カカカ)内に在ります。

交流会は、小田初美さんのミニ講話から始まりました。


(小田さんのお話は冊子『北薩摩道しるべ』(PDFファイル:759.4KB)もご参照ください。)

皆さん、パワフル!!そして魅力的

今回参加された移住者の方々は、皆さんとてもパワフルで意欲的な方ばかりです。一つの仕事にこだわるというより、仕事も趣味も多岐に渡って活動されていました。とても魅力的で生き生きと輝いて見えました。

村上ファーム

東京から移住されたご夫婦は、妻の伯父さんのみかん畑を継承したいとの思いで夫は移住を決意されましたが、これだけに留まらず、農業以外の資格も取得して兼業で事業をされているとのこと。

妻も最初は地元へのUターンに反対だったものの、馴染みのある実家の川内地域ではなく、みかん畑に近い東郷地域の古民家をリフォームして移住されました。今では、夫とみかんの作業に従事しながら、2人の子育てに加え、趣味のフィットネスの資格も取得して教室も開いています。

zikoshokai

地域おこし協力隊員の方も参加されました。移住に際しては、夫婦で話し合いを重ね、夫婦がお互いに、やりたいことが出来て輝ける場所として、この街に来てくださいました。

SDGsの普及に日々「笑顔」で活動されています。

美味しいお茶とスイーツに笑顔がこぼれます♪♪♪

本日のスイーツ

本日のスイーツは、バナナクロワッサンサンドとお好みのドリンクでした。

喫茶アカリトキさんからサプライズでミニブーケのプレゼントも♪

粋な計らいに、参加者も感動!

薩摩川内市で「暮らす」ということ

会次第

また鹿屋からUターンの女性は、夫の転勤であちこち引越しを繰り返していらっしゃいましたが、お母様が急に亡くなられたことをきっかけにして、お父様が独り住む地元に戻ってこられました。

地元に戻ってからも、趣味を追求したり、活動の幅を広げるために専門の学校に通われていたという話もうかがうことができました。

活動の範囲が広い分、たくさんの、団体に所属されることもあり、いきなり役職に就いたり、大役が回ってきたりということもあるようです。

大阪が地元で祁答院に移住された方がおっしゃるには、薩摩川内市では一人の価値が高いのだと。
都会では、大多数の中の一人でしかなくても、田舎では貴重な一人で、いろいろな役割を期待され、また活躍のチャンスも多いのだそうです。

矢立農村公園と彼岸花

その方の移住の経緯は興味深く、祁答院の知り合いに挨拶に来た勢いで、そのまま居候することに…、今ではすっかり祁答院の人です。

写真もお好きで薩摩川内市の新しい魅力を積極的に発信されていらっしゃいます。

『彼岸花咲く矢立農村公園』→
(このページの写真のほとんどもご提供いただいたものです。)

定住支援センターより・・・

パワフルで意欲的だからこそ、いろいろな活動をされたり、積極的に多くの団体に参画されたりしています。

ただ、いろいろな団体の中にあって、やはり自分が余所者という意識を感じるという声も…。他の移住者と知り合いになって思いを共有したいという気持ちがあって今回の交流会に参加されるに至ったという話も…。

確かに、県外から嫁いで何十年(半世紀以上…)も経っても「私はよそ者だから」とおっしゃる方に何度となく出会ったことがあります。
時の流れとともにいつの間にか溶け込むこともあるでしょうし、いつまでも生活の中の「違い」を思い知ることだってあるかもしれません。

私たち定住支援センターは、この街に移り住んで暮らす皆様の思いに寄り添い、少しでも暮らしやすさの手助けになる活動を試行錯誤しながらも続けていきたいと思っています。

SOKO KAKAKA外観
きやんせ幕
川内川河川敷風景

この記事に関するお問い合わせ先

未来政策部 産業人材確保・移住定住戦略室 定住支援センター
〒895-8650 神田町3-22
電話番号:0120-420-200 ファックス番号:0996-20-5570

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