甑ミュージアム入館者数1万人達成しました！

令和7年11月16日（日曜日）に甑ミュージアムの入館者数が1万人に達成しました！

1万人目となったのは、本市東大小路町から訪れた吉永さんご家族で、くす玉割りを行ったほか、館長からオリジナルグッズ等の記念品を贈呈し、記念撮影を行いました。

甑島への来島は10年振りで、甑ミュージアムを楽しみに来られたそうですが、1万人目になったことに驚いておられました。

本年4月にオープンした甑ミュージアムが多くの皆様にご来場いただき、開館197日目で入館者数1万人を達成することができました。

甑島では、恐竜時代の終わり頃から哺乳類の時代の初め頃にたまった地層が観察でき、陸に住んでいた恐竜や、海に住んでいたアンモナイトなど、多種多様な化石が産出する貴重な産地として知られています。

今年7月にも、世界的に希少な海生爬虫類「セルマサウルス」の発見に関する記者発表を行いました。

また、甑ミュージアムでは、本市学芸員を中心に毎年夏と秋に日本全国から研究者や学生が集まって集中発掘調査を実施しています。
恐竜時代からの甑島の歴史について学ぶことができる甑島産の化石や岩石など約1,000点を展示を、今後も最新の調査・研究成果を取り入れながら随時更新していく方針です。

本年11月3日にも新たな大型骨格標本を導入しています。

甑ミュージアムでは、甑島の化石や自然について楽しく学べる参加型イベント「化石プログラム」や、甑アイランドウォッチング事業を通じた本土地域の小学生向けの自然史教育など、教育普及活動も積極的に行っています。

参加した子ども達からは「恐竜が大きくて印象に残った」「新種の化石が甑島で見つかっていることに驚いた」「普通では体験できないことができて楽しい」などの声をいただいています。

1万人達成についても「いつも遊びにくる博物館にたくさんの人が来ていて嬉しい」と入館者数1万人達成を一緒に喜んでくれました。

今後も甑ミュージアムでは、地域や関係機関と連携しながら、魅力的な展示や子どもたちの学びの場を提供できるよう、調査・研究、普及・啓発に努めてまいりますので、甑島と甑ミュージアムへぜひお越しください。