薩摩川内SDGsチャレンジストーリー(#7-2 川内山形屋 森 秀樹さん)

更新日:2023年07月21日

薩摩川内市では、令和3年6月8日に、市長が「薩摩川内市未来創生SDGs・カーボンニュートラル宣言」を実施し、2030年SDGsの達成と2050年カーボンニュートラルの達成に向けて取り組んでいます。また、令和4年5月20日には、国(内閣府)のSDGs未来都市に選定され、今後さらにSDGs及びカーボンニュートラルの達成に向けて、「薩摩川内SDGsチャレンジ」を合言葉に市民総ぐるみで取り組むことを目指しており、持続可能な社会の実現のために、「薩摩川内SDGsチャレンジ」を合言葉として、一人ひとりができることからSDGsの達成に貢献し、市民のみなさんと一緒に薩摩川内市の未来をつくる各種取組を実施しています。

各種取組の1つとして、市内でSDGsに関連する取組を行っている市民の方をインタビューした「SDGsチャレンジストーリー」を動画及びWebコラムにて公表しています。第7-2弾となる今回は、川内山形屋の森 秀樹 さんをインタビューしました。

川内山形屋 森 秀樹 さん

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11 住み続けられるまちづくりを

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川内山形屋お中元特設売り場。鹿児島の特選品を取り揃え、どなたにも喜んでいただける贈り物は老舗ならでは。そんなお中元売り場で、にこやかに接客する森秀樹さんに話を聞いた。

森さんは鹿児島市出身。高校卒業後に山形屋に就職した。以来、18歳から今日に至るまで、山形屋ひとすじ50年以上、働いている。

若き日にはバイヤーとして東京事務所にも勤め、鹿児島に戻ってからはDCブームをけん引。デザイナーズブランドを揃えた「ジャストナウ」コーナーを実現する。イベントに合わせて企画した「ジャストナウ神社」には、大勢の女子高生が行列をつくったという。

川内山形屋 森さん

70歳の今も、元気に働いている

「この歳になっても働ける、というのは本当にありがたい。それは山形屋に就職した特権かもしれないですね。経営層が社員やスタッフを大切にする、という考え方を持っているからこそ、できること。鹿児島にもこういう企業が増えるといいなと思います」

商品を手にする森さん

笑顔で商品を手にする森さん

森さんにとって、「続ける」とは?

「続けられたのは、健康だったから。40歳をすぎてから、マラソンを走りたくて、練習を始めました。働ける限り、ずっと働いていたい。やりたいことが、まだいっぱいある。DIYで建築、庭づくり。趣味のためにも働き続けたいですね(笑)」

仕事をするうえで、大切にしてきたこと

森さんが仕事をするうえで、大切にしてきたことを聞いた。

働き始めてから、今日まで。心境の変化はありますか

「一生懸命、働くだけですよ(笑)。それはずっと変わらない。ただ、私は運が良かった。上司に恵まれました。私のさまざまなチャレンジを、いつも後押ししてくれた。若いころは自分で開拓しないといけなかったら、それが成功したらやりがいを感じる。でも失敗しても、へこたれはしなかった。これも大切な考え方です」

期待にこたえてきたのでは?

「時代の波に乗ったというのもあります。それも運が良かった。運、こん、どん。こんは根性、どんは貪欲。たえず、コツコツと一生懸命やる。運があったら上手くいくけど、運がつかない場合もある。それでも一生懸命やるんです。そういう信念でやってきた。たまたま、私の場合は運が良かったですね」

(取材:2023年6月)

本記事は薩摩川内SDGsチャレンジInstagramにも掲載しています。HPには掲載していない写真や動画も上がっていますので、ぜひご確認ください

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