薩摩川内SDGsチャレンジストーリー (#10-1川内商工高等学校)

更新日:2023年09月21日

薩摩川内市では、令和3年6月8日に、市長が「薩摩川内市未来創生SDGs・カーボンニュートラル宣言」を実施し、2030年SDGsの達成と2050年カーボンニュートラルの達成に向けて取り組んでいます。また、令和4年5月20日には、国(内閣府)のSDGs未来都市に選定され、今後さらにSDGs及びカーボンニュートラルの達成に向けて、「薩摩川内SDGsチャレンジ」を合言葉に市民総ぐるみで取り組むことを目指しており、持続可能な社会の実現のために、「薩摩川内SDGsチャレンジ」を合言葉として、一人ひとりができることからSDGsの達成に貢献し、市民のみなさんと一緒に薩摩川内市の未来をつくる各種取組を実施しています。

各種取組の1つとして、市内でSDGsに関連する取組を行っている市民の方をインタビューした「SDGsチャレンジストーリー」を動画及びWebコラムにて公表しています。今回は、川内商工高等学校をインタビューしました。

川内商工高等学校

今回は、産官学で連携し高校が核となり地域協働で将来を担う人材を育成する事業である「コンソーシアムSHOKO事業」の一環として、市特産の竹を使ったオブジェとベンチを制作し、川内駅に設置する取組を実施した川内商工高等学校をインタビューしました。

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11 住み続けられるまちづくりを

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2023年夏。第47回全国高等学校総合文化祭鹿児島大会(2023かごしま総文)が開催されました。「文化部のインターハイ」とも呼ばれる総文祭。薩摩川内市では「吟詠剣詩舞」と「書道」の2種目が行われました。

川内商工コンソーシアム

竹で作った椅子を運ぶ川内商工高等学校の生徒

全国から訪れる参加者のみなさんに薩摩川内市を印象づけようと、川内商工高等学校の生徒、教師、OBが協力して市特産の竹を使ったオブジェとベンチを制作。JR九州の協力を得て、川内駅の改札内に設置されています。搬入から設置まで、汗をかきながらみんなで頑張りました!

オブジェ設営の準備をする川内商工高等学校の生徒
竹を運ぶ川内商工高等学校の生徒

インテリア科の3年生、山之口志友さんと東晴人さんの2人は竹のベンチを制作しました。ふたりの思うSDGsとは?

「素材を使い切る、ということ。竹は反りなど素材として難しい面もあるのですが、その特性を理解して、竹の良さを活かしたものが作れたと思います。」

竹のオブジェを設営する川内商工高等学校の生徒
竹モニュメントプロジェクトのパネル

磨いた竹のすわりごこちに、生徒さんも笑顔です!

笑顔でベンチに座る川内商工高等学校の生徒

ハート型のオブジェには、先生方から「自分たちの発想では、これは出てこない」と、高校生ならではのアイデアに賞賛の声が出ました。

ハートのオブジェと笑顔の川内商工高等学校の生徒
竹のオブジェを設営する川内商工高等学校の生徒

竹を輪切りにして作ったカエルのオブジェは子どもに人気。夜には竹あかりが灯り、改札広場の一角をほんのり照らします。

竹のオブジェを設営する川内商工高等学校の生徒と大人たち
竹のオブジェを設営する川内商工高等学校の生徒と大人たち

竹の生産量、全国一位を誇る鹿児島県。世代を超えて、地域の資源を活かす取り組みが、こうしてひとつの形になりました。

(取材:2023年7・8月)

竹でつくったカエルのオブジェと川内商工高等学校の生徒

本記事は薩摩川内SDGsチャレンジInstagramにも掲載しています。HPには掲載していない写真や動画も上がっていますので、ぜひご確認ください

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