包括連携協定企業・団体のSDGsに関する取組を紹介します!#1
包括連携協定とは
薩摩川内市では、民間企業(産業界、大学、地域金融機関等)の方々と双方の強みを生かしながら連携して、地域が抱えている様々な課題を解決するために、包括連携協定を締結しています。地域課題である雇用、移定住、子育て、地域づくりなどに対し、国・県・関係自治体の相互連携に加え、民間企業等と協働して取り組むことで、地域の活性化や市民サービスのより一層の向上を図ります。
この包括連携については、まちづくりの指針である「第2次薩摩川内市総合計画後期基本計画」の政策6ー施策4(効果的かつ効率的な行政経営の推進)において、「広域連携等の推進」として政策の方向性を設定しています。
今回、包括連携協定を締結している事業者の中から、SDGsに関する取組について、一部ご紹介させていただきます。
包括連携協定
薩摩川内市では、次のとおり包括連携協定を締結しています。
包括連携協定企業・団体におけるSDGsに関する取組
株式会社日本政策金融公庫川内支店
【概要】
日本公庫では、「日本経済の成長・発展への貢献」や「職員の能力が発揮でき、働きがいのある職場づくり」等を経営方針に掲げ、融資業務はもちろん、ダイバーシティ推進の一環として、性別に問わず、多様な人材が活躍できる職場づくりにも取り組んでいます。
【取組み内容】
薩摩川内市の男女共同参画講座において「女性にとって働きやすい職場」をテーマにセミナーと交流会を開催し、当支店近隣の金融機関、商工会議所の職員の方にご参加いただきました。
講義では、性別等にとらわれず各個人の特性や能力を尊重することの重要性を学び、講義終了後には参加者同士の意見交換を実施することで、交流を深めることができました。
参加者からは、「行動の気づきやヒントを得られた」「他の方の工夫や取組みなどを知ることができた」「他の企業でも取組みが進めば、地域も盛り上がるのではないかと思う」などの声が寄せられています。今後もこのような顔の見える関係づくりを推進することにより、関係各所との連携強化や地域活性化につなげていきたいと考えています。
【ゴール】
日本公庫川内支店では、女性のキャリア開発を推進することで、女性だけでなく男性も働きやすい職場環境を実現できると考えています。引続きSDGsのゴール5「ジェンダー平等を実現しよう」、ゴール8「働きがいも経済成長も」、ゴール17「パートナーシップで目標を達成しよう」に貢献していきます。
株式会社鹿児島銀行
当行では、お客様とともに地域の課題解決を図り、地域発展および持続可能な地域社会の実現に向け、「かぎんSDGs宣言書作成支援サービス」取り扱っております。
SDGsへの取組状況の確認と必要対応事項の整理から、対外PR支援まで実施しており、宣言書作成後、SDGsの達成に向け、具体的なソリューションメニューのご紹介を行っております。
2022年1月31日から4月21日時点で、85先の支援を行っております。
かぎんSDGs推進私募債(愛称:しぼどん)を通じてお客様とともに地域課題の解決を図り、地域発展および持続可能な地域の社会づくりに貢献しております。
「かぎんSDGs推進私募債」は、発行額の一定割合を原資として「私募債発行企業」が指定する学校・団体さまに当行が「寄付(金額を贈呈する)」・「寄贈(物品を贈呈する)」を行うものです。お客様の「想い」を当行の金融プラットフォームを通じて地域に届け、各種課題解決を図る取組となります。
この取組の活用により、薩摩川内市においても、小学校へ一輪車やプロジェクターが贈呈されました。
詳しくは、こちらをご覧ください。
関連ゴール
4.質の高い教育をみんなに など
九州電力株式会社鹿児島支店
「九電グループカーボンニュートラル2050」実現に向けて、鹿児島市にある商業施設「センテラス天文館」の4階に、情報発信施設である「九州電力EcoTerrace(エコテラス)」を開設しました。
鹿児島のエネルギーや環境、カーボンニュートラルなどに触れ、学び、考え、「地球や鹿児島の未来を照らす物語」に出会う場所をコンセプトに、親子向けイベントやカーボンニュートラルに関する講座など様々なイベントを行っています。
設備紹介
1.テラスくん
人が近づくとセンサーが反応し、エネルギーや環境の説明、鹿児島に関する豆知識などを話す、電球をモチーフとしたシンボルキャラクター「テラスくん」がお出迎えします。
2.メイン体験展示
大型ディスプレイに自身の姿が投影され、発電時に二酸化炭素を発生しない4つの発電方法(太陽光・風力・水力・原子力)について学ぶことができる「体験型アトラクション」です。
3.サブ体験展示
縦に回転する18個のキューブには、各面にエネルギーや鹿児島にまつわるクイズ、発電所紹介などを掲載しています。大人も子どもも楽しめるアクティブな展示物です。
4.企業PR展示
2台のタッチパネル式ディスプレイを備えた展示物です。九電グループのカーボンニュートラルの取組や発電所の紹介、省エネ情報など暮らしに役立つ情報に加え、グループ会社の事業活動なども自由にご覧いただけます。
5.学びのエリア
エネルギーに関する出前講座等のイベントで活用します。イベントがない平時は、市民の皆さまの休憩スペース、憩いの場としてもご利用いただけます。
皆さまのご来場をお待ちしております!
関連ゴール
4.質の高い教育をみんなに
8.働きがいも経済成長も
11.住み続けられるまちづくりを など
株式会社薩摩川内市観光物産協会
【観光誘客と物産事業】
薩摩川内市の観光誘客と物産事業を扱う地域密着型の商社として、観光旅行事業・物産事業・甑島事業・放送事業・中心市街事業・施設事業を展開しております。
観光誘客による交流人口の拡大、及び物産の販路拡大を通して、地域事業者の所得向上や雇用拡大による地域産業の活性化に取り組んでおります。
関連ゴール
8.働きがいも経済成長も
【情報発信活動】
FMさつませんだいは、「まちを元気にする放送局」をコンセプトに毎日生放送を行っており、イベント情報や地域の皆様の活動など細かな情報をお届けしております。
また、コミュニティFM運営では、関係各所と連携をとれる体制を作り、万一の災害の際には、いち早く情報を発信して命を守る放送を行っております。
FM放送による情報発信の様子
関連ゴール
11.住み続けられるまちづくりを
更新日:2023年07月21日