アメリカ・シリコンバレーのグローバル投資会社「Sozo Ventures」の方々が本市を視察されました

更新日:2023年09月14日

令和5年8月2日(水曜日)、アメリカ・シリコンバレーを拠点としており、Zoomやコインベースといった名だたるスタートアップへの投資実績を持つグローバル投資会社「Sozo Ventures」の方々が本市を視察されました。

 

今回の視察は、これまでも本市を訪問されているスタンフォード大学 創薬医療機器開発研究所 西村 俊彦所長のご紹介により実現したもので、Sozo Venturesの創業者であり、シニアマネージングディレクターの中村 幸一郎氏と同社 プリンシパルの小原 嘉紘氏が本市の循環経済産業都市(サーキュラー都市)の実現に向けた取組等を視察されました。

 

なお、中村氏は、米国の世界的経済誌「フォーブス」が発表した「最も影響力のあるベンチャー投資家ランキング」に日本人で初めて選出された投資家としても知られています。

 

当日は、7月31日(月曜日)に本市と立地協定を締結し、来年4月より、廃棄物の再資源化による素材製造業の操業開始を予定しているサーキュラーパーク九州株式会社を訪問し、施設整備状況を視察されました。また、同社が今後進めるリソーシング事業(企業や地域の廃棄物の再資源化)とソリューション事業(産官学のネットワークを活用した共同研究や実証実験、コンサルティング等)についての説明が行われました。

視察風景

 

また、現在、開発を進めている川内港久見崎みらいゾーンや川内港唐浜地区国際物流ターミナル整備事業等を含めた本市の「川内港臨海ゾーン」の計画についての説明も行いました。

視察風景

 

今回の視察において、Sozo Venturesの中村氏、小原氏からは、「地元の産業と連携することは大事」、「経済のグローバル化に対応するためのイノベーション教育が必要」等の発言がありました。

 

視察後に市役所を訪問された一行に対して、田中市長は、グローバル事業を展開する海外のトップレベルのベンチャーキャピタルである「Sozo Ventures」に視察頂いたことに謝意を伝えるとともに、「様々な取組を進める上で、市としても域外から集まる人の発信力やマンパワーにも期待したい」と述べました。

集合写真

(左から、スタンフォード大学 創薬医療機器開発研究所 西村所長、Sozo Venturesの小原氏、中村氏、田中市長、永田副市長)

 

また、今回の視察に併せて、Sozo Venturesの中村氏、小原氏と市の若手職員等との意見交換会も開催し、シリコンバレーのビジネスの現状や可能性等についての話を直接お伺いすることができ、大変貴重な機会となりました。

意見交換

 

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