循環経済(サーキュラーエコノミー)の先進国・オランダ王国大使館の方々が本市を視察されました
令和5年7月31日(月曜日)、オランダ王国大使館のピーター・テルプストラ公使参事官、小松原 和世プロジェクト担当官が本市を視察されました。
今回の視察では、まずは、川内クリーンセンターの可燃ごみの焼却処分や不燃物の分別作業(手選別ライン)の様子を視察され、続いて、同日に本市と立地協定を締結し、来年4月より、廃棄物の再資源化による再生素材製造業の開始を予定しているサーキュラーパーク九州株式会社の施設整備の現状を視察されました。
更に、今年度より、花王株式会社及び株式会社ナカダイと連携し、トイレタリー製品のプラスチック包装容器を再資源化するための分別回収の実証実験に協力している鶴峯自治会のリサイクルステーションを訪問され、自治会長との意見交換も行いました。
オランダ王国大使館の方々からは、今回の視察を通じて、「民間事業者と行政が連携してサーキュラー都市を一緒に作り上げていく様子を目の当たりにできた」、「市民が主体的に資源ごみの分別を行うための自治会レベルの仕組みはオランダにはないもの」、「市民が(資源ごみの分別に)誇りを持って取り組んでいる」等の発言がありました。
最後に市役所を訪問された一行に対して、田中市長は、循環経済(サーキュラーエコノミー)の先進国・オランダ王国の大使館より視察に来て頂いたことに謝意を伝えるとともに、「サーキュラーシティ、SDGs未来都市の実現に向けて元気が出た。市としても誇りを持って、市民全員が関われるように進めたい」と述べました。
(左から、オランダ王国大使館 ピーター・テルプストラ公使参事官、田中市長)
更新日:2023年09月26日