感染性胃腸炎の流行発生警報が発令されました
川薩保健所管内におきまして、感染性胃腸炎の定点報告が、令和7年3月3日から3月9日の報告で25.50となり、警報レベル(警報開始基準値20.00)を超え、今後も流行の継続が懸念されているため、鹿児島県より川薩保健所管内に流行発生警報が発令されました。
そのため、今後も流行の継続が懸念されますので、一層の感染予防に努めていただくようお願いします。
感染性胃腸炎とは
感染性胃腸炎とは、ウイルスや細菌など多種多様な病原体による感染症です。冬から春に多発する感染性胃腸炎のほとんどはウイルスによるもので、11月~3月にかけてはノロウイルスによるものが主に流行します。
症状は
主症状は嘔吐、下痢、発熱です。
ウイルスは、患者が回復しても数日は糞便の中に排泄されます。
感染経路は
病原体により異なりますが、主に経口感染です。 ウイルスによる感染性胃腸炎では、次のような感染が考えられます。
・汚染された食品を生、または十分な加熱をしないで食べた場合
・感染した患者の便や吐物などに触れた手等から口に入る場合
・感染した人の調理や配膳などにより汚染された食品を食べた場合
予防方法は
感染性胃腸炎にかからないためには、基本的な衛生習慣を身につけることが大切です。 食中毒の一般的な予防方法を守り、患者との濃厚な接触を避けましょう。
更新日:2025年03月11日