入来麓武家屋敷群保存地区の重要文化財「旧増田家住宅」について
入来麓武家屋敷群保存地区にある「旧増田家住宅」は、平成22年度から保存整備事業を実施し、平成25年度より一般公開しています。また、平成26年12月に国の重要文化財に指定されています。
旧増田家住宅は、母屋、石蔵、浴室便所、洗い場が一体となって保存されています。
屋敷入口には、明治6年の石敢当があり、母屋はその頃までに建築されたと考えられています。
修理前の痕跡調査で、母屋の桁(けた)から茅葺(かやぶき)であったことを示すサス穴の痕跡が確認されたことから、茅葺に復原しています。
また、石蔵は、1階の基礎柱から「大正7年4月竣工」の銘を確認することができます。
母屋が茅葺であり、敷地内にすべての建物が揃うこととなる、大正7年から大正12年を復原整備年代としています。
旧増田家住宅
- 開館時間:午前9時から午後5時まで(ただし、入館は午後4時30分)
- 休館日:
- 月曜日(ただし、月曜日が休日の場合は火曜日)
- 12月29日から翌年1月3日まで
- 入館料:無料
見学される場合は入来支所道路向かいの駐車場をご利用いただき、清色城跡や入来麓と一体となった景観も一緒にお楽しみください。

更新日:2023年03月27日