入来麓武家屋敷群保存地区の重要文化財「旧増田家住宅」について

更新日:2023年03月27日

 入来麓武家屋敷群保存地区にある「旧増田家住宅」は、平成22年度から保存整備事業を実施し、平成25年度より一般公開しています。また、平成26年12月に国の重要文化財に指定されています。

 旧増田家住宅は、母屋、石蔵、浴室便所、洗い場が一体となって保存されています。
屋敷入口には、明治6年の石敢当があり、母屋はその頃までに建築されたと考えられています。
 修理前の痕跡調査で、母屋の桁(けた)から茅葺(かやぶき)であったことを示すサス穴の痕跡が確認されたことから、茅葺に復原しています。
 また、石蔵は、1階の基礎柱から「大正7年4月竣工」の銘を確認することができます。
 母屋が茅葺であり、敷地内にすべての建物が揃うこととなる、大正7年から大正12年を復原整備年代としています。

旧増田家住宅

  • 開館時間:午前9時から午後5時まで(ただし、入館は午後4時30分)
  • 休館日:
    • 月曜日(ただし、月曜日が休日の場合は火曜日)
    • 12月29日から翌年1月3日まで
  • 入館料:無料

見学される場合は入来支所道路向かいの駐車場をご利用いただき、清色城跡や入来麓と一体となった景観も一緒にお楽しみください。

茅葺屋根の建物と、その左右に建物があり、奥に木々が見える写真

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