市役所職員をかたる不審電話に注意してください
最近、本市内で市役所職員をかたり、税金等の還付金があるという内容や、消防署員をかたり、家族構成等の個人情報を聞き出そうとする不審な電話が多数かかってきています。
これは、典型的な詐欺の手口であり、全国的にも同様の手口で、詐欺被害が発生しております。
電話でお金の話が出たり、ATMに誘導するような話が出たら、詐欺を疑い、すぐに電話を切って、警察や家族に相談しましょう。
また、うそ電話詐欺の多くは+から始まる国際電話番号を犯行に利用していますので、海外との通話が不要な場合は、国際電話不取扱受付センターに申し込めば無償で休止できます。
具体的事例
本市内での不審電話の事例は下記のとおりです。
【事例1】
市役所職員を名乗り、「保険(税)の還付金がある」などと言って、個人情報を聞き出そうとする。
【事例2】
消防署員を名乗り、能登半島地震に関連し「家族構成」や「昼間の在宅人数」などの個人情報を聞き出そうとする。
対応要領
このような電話は「アポ電」と思われます。「アポ電」とは、詐欺グループ等がお金をだまし取るために事前にターゲットとなる住宅に警察官や消防署員、市職員などを装い、
1 家族構成~「災害救助に備えて確認します。お住まいは一人暮らしですか」
2 財産状況~「還付金の対象になるか確認します。口座の残高を教えてください」
3 在宅時間~「渡したいものがあるので、明日はご在宅ですか」
などを聞き出すためにかけてくる電話のことです。何気ない会話で様々な情報を聞き出し、「還付金詐欺」のようにATMを操作させ、現金を振り込ませる場合もあれば、家に押し掛け、現金等を奪う「強盗」に発展する場合もあります。
そこで、このような犯罪の被害に遭わないために、「アポ電」と思われる電話がかかってきた場合は、すぐに回答せず、相手の連絡先を確認した上で、一旦電話を切り、最寄りの公的機関に問い合わせてください。
更新日:2024年12月11日