景観重要樹木を指定しました。
本市景観条例において、地区コミュニティ協議会は、景観重要資産に指定されたものの中から、景観の形成上さらに重要な役割を果たしている建造物や樹木を、「景観重要建造物」や「景観重要樹木」として市長に提案することができる制度を設けています。
この制度を利用して、南瀬地区コミュニティ協議会から『南瀬の夫婦(めおと)イチョウ』を「景観重要樹木」としたいとの提案がありました。
これについて、薩摩川内市景観審議会に諮問し審査がなされ、「これを指定することは妥当である」という答申を経て、平成23年3月28日に景観法に基づく「景観重要樹木」として指定しましたのでお知らせします。
また、同日付で名称を「景観重要資産第5号」として指定していた『南瀬のイチョウの木』から、『南瀬の夫婦イチョウ』として改めましたので併せてお知らせします。
南瀬の夫婦イチョウは…
南瀬のイチョウの木がある場所は、昔は南瀬小学校でしたが、現在は南瀬地区コミュニティセンターとなっています。今でも高齢者から子どもたちにまでとても親しまれており、世代を超えて南瀬地区のシンボルとなっているものです。
雄株は、日露戦争の頃、戦争に参戦した方が、凱旋記念として佐世保より種子を持ち帰り植えたもので、雌株は、明治25年頃に種から苗を育て植えられたものという謂れがあります。南瀬地区の方々は子どもたちがこのイチョウの木のようにたくましく育ってほしいと願っているそうです。
夏の頃
紅葉の頃
指定書授与式
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更新日:2023年03月27日