「地域おこし協力隊活動発表会(令和6年12月23日)」の開催報告

更新日:2025年01月22日

令和6年12月23日に開催した「地域おこし協力隊活動発表会」について報告します。

活動発表会

市事務局による開会あいさつ

市事務局による開会あいさつの様子

本市では6名(令和6年12月現在)の地域おこし協力隊員が活動しており、隊員の活動を広く周知する機会として、令和6年12月23日(月曜日)にセンノオト(若松町)において「活動発表会」を開催し、受入団体や地域の方々をはじめ約30名の市民の参加がありました。

第一部「活動発表」

荒木隊員による活動発表

荒木隊員による発表の様子

各隊員は、それぞれが異なるミッション達成のために日々活動をしています。
第一部では、各隊員が日頃の取り組み内容について発表を行いました。

第二部「ワークショップ(座談会)」

ワークショップの様子

ワークショップの様子

第二部では、各隊員が活動に取り組むうえで参加者と一緒に考えたいテーマに沿って座談会方式のワークショップを行い、多くの意見やアイデアをいただきました。
座談会後、いただいたアイデアを今後の地域おこし活動にどのように活かしていくかについて報告を行いました。

今後の活動に向けて

主な内容
荒木隊員
 

テーマ『SDGsをもっと知ってもらうには?』

  • SDGsはゴールがたくさんあり分かりにくいという意見をいただいたので、出前講座では、一つのゴールに向けて取り組むことで他のゴールの達成にも繋がることを強調し、ゴールを一つ決めて取り組むことを提案し、取り組みを促します。
  • 情報発信については、色んな媒体で発信することが効果的では(あらゆる世代に情報が届く)という意見をいただいたので、これまで同様、SNSを始め、広報紙や市ホームページ等で発信していきたいです。
  • イベントの在り方や集客については、地区の力をもっと利用してはどうかというアイデアをいただいたので、いただいた情報を担当職員と共有し、今後開催予定のSDGsチャレンジシンポジウムの企画や集客時の参考にしたいです。

山口隊員

テーマ『みなさんの「こんなのあったら気になっちゃう」ってなんですか?』

  • 「スポーツの試合」、「人が集まれる場所やこと」があったらなという意見がよく飛び交いました。今年2月にレイナ川内チーム生と純大生勧誘を主な目的においた体験会を行う予定としていますが、小規模でもスポーツ体験会、スポーツ交流会のような参加者を募るイベント企画なども検討できればと思います。
  • 「行事などの開催情報を知りたい」という意見がでたので、現在もできる限りで発信を心掛けていますが、広報誌「レイナマガジン」配布と併せて地域のいろいろな情報を多方面へ発信できるような方法を再度模索したいと思います。
尾野隊員
 

テーマ『あなたが思う楽しい活動は何ですか?どんな活動であれば活動に自発的に参加しますか?』

  • 「はんとけん体操」だけでは、参加に繋がらないので、「体操」と「たこやき」など、その他の別の要素を組み合わせて、体操の参加や体操の立ち上げに繋げていきます。
  • 子どもも含めて一緒に活動をしたいという意見があったため、地域のみんなと一緒に「たこやき」をして、お喋りをしながら交流ができる機会を地域と相談しながら実施していきます。
  • 参加しなかった隣近所の人にも「たこやき」を持って行き、お喋りするきっかけや、「美味しさ」と「楽しさ」のお裾分けをしていくことで、誰一人取り残さない地域づくりをしていきます。
毛隊員

テーマ『柳山アグリランドの活性化』

  • 【「食」を通じて活性化】地産品(さつまいも)を使い、台湾風にアレンジした料理を開発します。お客様が風景を楽しむだけでなく、食事も充実できるようにします。
  • 毎月一回の試食会があります。日本の皆さんに、また異なる年齢層の方々にも台湾料理を楽しく味わっていただけるよう、料理を開発し、調整しています。
  • 【オリジナルグッズの作成】現在、お店に使われていない空間があり、少しもったいないと感じています。柳山のオリジナルグッズを作り、お店の空間を利用して展示・販売を行いたいと考えています。また、グッズを実際に使用されることでお店の宣伝にもなると思います。
  • 【地産地消】柳山では現在さつまいものみを栽培していますが、これからさまざまな食材を栽培することで、地域とのつながりを深め、ブランドを確立していきたいと考えています。これにより、外部からの輸送エネルギーや食材の包装ゴミの削減にも貢献できるようになります。地産品としては、ハーブなどの栽培も考えています。ただし、栽培経験がまだないため、これから柳山の皆さんにいろいろなことを学びながら、頑張りたいと思います。

隊員情報については地域おこし協力隊を紹介しますをご覧ください。 

ぽっちゃんプロジェクトとは

 本市では平成23(2011)年度から地域の魅力をブランド化して全国に売り込むプロジェクトとして「ぽっちゃんプロジェクト」を展開しています。
 また、平成25年(2013)年度からは総務省の地域おこし協力隊制度を活用し、SDGsの理念のもと、地域おこし協力隊と地域の「幸せ」を実現する本市独自の事業として、大都市部の若者を当該地域に受け入れて地域住民と一緒に地域の課題、旅・食・品に関する商品開発に取り組んでいます。

ぽっちゃんマーク

ぽっちゃんプロジェクトロゴマーク

 ぽっちゃんプロジェクトは、地域おこし協力隊と地域の「幸せ」を実現する本市独自のプロジェクトであり、ぽっちゃんとは、隊員がしずくのように地域に「ぽっちゃん」と降り立ち、地域おこしの波紋が広がっていく様子から名付けています。

この記事に関するお問い合わせ先

未来政策部 企画政策課 地域デザイングループ
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