令和5年度薩摩川内市環境物品等調達方針

更新日:2023年04月21日

 これまでの大量生産・大量消費・大量廃棄型の経済社会は、地球温暖化問題などに代表されるように、環境に大きな負荷をかけてきました。

 環境負荷の少ない持続的発展が可能な社会を形成するためには、日常使用する物品の製造・流通・廃棄(回収)の各段階において、環境負荷を少なくすることが必要です。

 これらを踏まえ、薩摩川内市では、「国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律(以下「グリーン購入法」という。)」第10条第1項の規定に基づき、調達方針を定め、環境に配慮した製品等(以下「環境物品等」という。)の優先的な調達を推進します。

1 目的

 グリーン購入法に基づき、環境物品等の調達を推進することにより、市の事務事業に伴う環境負荷の低減を図り、市民・事業者における環境物品等の調達を促進し、もって環境負荷の少ない持続的発展が可能な社会の構築に寄与することを目的とする。

2 調達の基本的な考え方

1 適用の範囲

 市長部局、教育委員会(学校等を含む。)、議会その他各種委員会等すべての機関

2 調達にあたっての考え方(考慮する事項)

  • ア 現在使用中の物品等については、修理等により可能な限り長期使用に努める。
  • イ 必要性及び必要量を十分検討し、調達総量の抑制に努める。
  • ウ 環境や人の健康に有害な物質の使用や排出が削減されていること。
  • エ 資源やエネルギーの消費が少ないこと。
  • オ 資源を持続可能な方法で採取し、有効利用していること。
  • カ 長期使用、リユース(再使用)、リサイクル(再生利用)が可能であること。
  • キ 再生された原材料や部品を多く用いていること。
  • ク 包装が過剰でなく、廃棄されるときに適正な処理・処分が容易なこと。

3 対象物品等

 本市が調達するすべての物品及び役務を対象とする。(リース、レンタルを含む。)
 また、重点的にグリーン購入を推進する物品等を「特定調達品目」と定め、その品目及び調達基準は「特定調達品目調達基準一覧」のとおりとする。

4 調達方法

  1. 特定調達品目を調達する場合は、原則として環境ラベル製品を調達することとし、環境ラベル製品の調達が困難な場合は、「特定調達品目調達基準一覧」に掲げる特定調達品目ごとの調達基準に基づき調達する。
    なお、各メーカーの商品カタログ等に「グリーン購入法適合」と表示されている商品は、本調達方針の調達基準に適合した物品等とする。
  2. 特定調達品目を調達する場合で、品質や価格等から調達基準による調達が困難な場合は、調達基準以外の物品等を調達できる。
  3. 特定調達品目以外の品目の調達についても、環境ラベル製品等をできる限り調達するように努める。
  4. 委託事業で受託業者が物品等を調達する場合においても、本調達方針に沿ったグリーン購入を求めるものとする。

ダウンロード

関連情報

この記事に関するお問い合わせ先

市民安全部 環境課 生活環境グループ
〒895-8650 神田町3-22
電話番号:0996-23-5111 ファックス番号:0996-20-5570
メールでのお問い合わせ