生活支援体制整備事業(まるごとささえ愛事業)
生活支援体制整備事業(まるごとささえ愛事業)とは?
高齢化の進行が予測される中で、ひとり暮らしの高齢者や高齢者夫婦のみの世帯が増えてきています。高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らし続けるためには、医療や介護、介護予防だけではなく、日常的な生活支援も必要です。
この事業では、医療や介護サービスでは解決しづらい暮らしのちょっとした困りごと(ゴミ出しや話し相手、庭の手入れなど)について、地域住民をはじめ、ボランティアやNPO、民間企業等の多様な団体が協力し合い、支え合う地域づくりを目指しています。
事業を展開するために「生活支援コーディネーター」を配置して、地域での支え合い活動を推進しています。
生活支援コーディネーターとは?
何をしてるの?
(1)地域の資源の把握やニーズの掘り起こしをします。
- 地域の強み(タカラモノ)の発見・発掘とそれを見える化、見せる化
- 地域の困りごとを地域の力で解決するための協議体の実施
(2)ネットワークの構築をします。
自治会や地区コミュニティ協議会、民生委員、健やか支援アドバイザー、NPO、介護事業所や専門職など支え合いに関するネットワークの構築
(3)ニーズと生活支援サービスとのマッチングをします。
ニーズ(ちょっとした困りごと)に対して、それを解決するための支援サービスへ繋げる活動
どこにいるの?
コーディネーターは、市全域を管轄する「1層コーディネーター」と中学校圏域を管轄する「2層コーディネーター」がいます。
- 1層コーディネーターは、市役所(高齢・介護福祉課)に1名、薩摩川内市社会福祉協議会(地域福祉課本所)に1名います。
- 2層コーディネーターは、薩摩川内市社会福祉協議会(地域福祉課)に11名います。内訳は、本所5名、樋脇支所1名、入来支所1名、東郷支所1名、祁答院支所1名、上甑支所1名、下甑支所1名です。
協議体とは?
地域のことをよく知り、支え合い活動を広げていくために、地域住民が主役となって話し合う場のことです。
誰が参加しているの?
自治会や地区コミュニティ協議会、民生委員、健やか支援アドバイザーなどの地域住民や、生活支援をおこなっているNPOや民間団体、介護事業所など地域を良くしたい・地域に貢献したいと思う人は誰でも参加できます。
いつ・どこでしてるの?
中学校区圏域ごとに年に2回程度圏域内のコミュニティセンターなどの公共施設で実施しています。小学校区についても随時実施しています。詳細の日程や場所については、社会福祉協議会地域福祉課(0996-29-5538)までお電話ください。
どんなことを話し合ってるの?
- いま住んでいる地域の強みと弱みを出しあってみよう。
- いま住んでいる地域にある支え合いって何だろう。
- 通いの場はどんなものがあるだろう。
- 地域で困っていることは何だろう。またそれについて自分たちでできることってなんだろう。など
事業に関するお問い合わせ
薩摩川内市においては、2021年度から生活支援体制整備事業(まるごとささえ愛事業)を薩摩川内市社会福祉協議会に業務委託しました。
詳細のお問い合わせにつきましては、薩摩川内市社会福祉協議会地域福祉課(0996-29-5538)までご連絡ください。
更新日:2023年03月27日