韓国における口蹄疫発生に伴う対応
韓国の肉牛飼養農場で口蹄疫の発生
韓国の肉牛飼養農場において、令和5年以来約2年ぶりに口蹄疫の発生が確認されました。市民の皆さまには、引き続き感染防止対策のご協力をお願いします。
畜産関係者の皆さまへ
国内においては、口蹄疫の発生は平成22年の宮崎県における発生以降、確認されておりませんが、近隣諸国では継続的に発生しており、人や物を介した国内への侵入リスクは依然として極めて高い状況です。
口蹄疫が万一発生すると、本地域における畜産業をはじめとする経済的損害は計り知れないものになることから、本市での発生を絶対に防がなければなりません。
つきましては、下記のとおり飼養衛生管理を再度確認の上、引き続き貴農場の防疫対策を徹底してくださるよう御理解と御協力をお願いします。
【飼養衛生管理の徹底について】
(1)農場の出入口に看板を設置するなどにより、関係者以外の立入を制限しましょう。
(2)農場の出入りの時は、専用の靴・衣服を着用し、手指を消毒するとともに、持ち込む物品や出入りする車両の消毒を徹底しましょう。
(3) 畜舎の出入口に専用の靴の着用や踏込消毒槽等を設置することにより、出入りする人の靴底の消毒を徹底しましょう。
(4)従業員の方も含め、口蹄疫が発生している国への渡航は可能な限り控えるとともに、これら国の農場からの郵便物等は衛生管理区域に持ち込まないようにしましょう。
(5)毎日、飼養家畜の健康観察を行い、疑わしい症状があれば直ぐに通報しましょう。
市民の皆さまへ
口蹄疫は、牛、豚等の偶蹄類の動物の病気であり、人に感染することはありません。また、感染した牛肉や牛乳が市場に出回ることはありませんが、仮に感染した牛肉や牛乳を摂取しても人体に影響はありません。
【渡航した際の注意点】
家畜伝染病のウイルスなどは、人の衣類や靴などに付着して国内に侵入するリスクがあります。下記の内容をよく読み、守っていただくようにお願いします。
(1)旅客便が到着する空港・海港において、水際対策(靴底消毒)の徹底をお願いします。
(2)帰国後1週間は観光農場や畜産施設への立ち入りはお控えてください。
口蹄疫パンフレット(牛用) (PDFファイル: 404.2KB)
口蹄疫パンフレット(豚用) (PDFファイル: 390.8KB)
消毒薬の作り方と使い方 (PDFファイル: 101.5KB)
本市では、第6回薩摩川内市家畜伝染病警戒対策本部会議を開催し、以下の対応に取り組みます。
本市の対応
(1)市内畜産農家への文書発送(注意喚起)
(2)市ホームページ及び公式LINEによる市民周知
(3)公共施設への消毒マットの設置(継続)
更新日:2025年03月18日