各種畜産事業に係る支援

更新日:2025年01月06日

本市では、安全・安心な畜産物の生産・販売や生産基盤の強化を図るため、畜産農家・各種団体等を対象に下記のとおり支援を行っています。

畜産振興対策について

項目 支援内容
優秀種雄牛造成推進事業 川薩地区の肉用牛改良の推進及び優秀な種雄牛を早期に造成するために、若い種雄牛の試験種付けの実施に係る費用の一部を助成します。

 

畜産施設整備について(全畜種対象)

項目 支援内容

畜舎等整備支援

本市の主幹作物である肉用牛の増頭を図り、生産基盤の強化及び効率的な飼育体系を確立するため、簡易畜舎及び付帯施設等の整備を推進し、その整備費に係る費用の一部を助成します。
家畜防疫対策支援 家畜の自主防疫に努め、家畜伝染病の発生や疾病等を未然に防止するため、家畜防疫対策施設の整備に係る費用の一部を助成します。

 

家畜導入について

項目 支援内容
優良家畜保留導入助成事業 家畜改良を推進するため、生産素牛(薩摩中央家畜市場において、郡子牛展示品評会の秀賞以上のもの)及び種豚等を導入・保留した場合、その費用の一部を助成します。
肥育素牛導入支援事業 配合飼料価格高騰や枝肉相場低迷の状況にある肥育農家の経営の安定化を図るため、黒毛和種・交雑種の飼養農家に対し、薩摩中央家畜市場等で肥育素牛を導入・保留した場合、その費用の一部を助成します。
乳用雌牛保留導入支援事業 乳価低迷で厳しい酪農経営を支援するため、県内外から優秀な乳用牛(搾乳牛)の素牛を導入した場合(自家保留を含む)、その費用の一部を助成します。
繁殖雌牛更新促進事業 子牛価格が低迷している中、高齢又は低能力の繁殖雌牛の更新を促進し、商品性の高い子牛生産の取り組みを推進するため、その更新に係る経費の一部を助成します。

 

今こそ粗飼料の自給率向上及び増産を!

輸入乾牧草の高騰が続く中、自給飼料の生産拡大(確保)により低コスト化を図ることが重要です。

1.水田夏作のWCS用稲の作付けにより高栄養粗飼料の確保に努めましょう。

2.水田裏作や遊休農地等を有効活用し自給飼料生産面積を拡大しましょう。

3.二期作や二毛作を活用して単収を向上させましょう。

4.優良草種、優良品種を利用して、適期播種、適期収穫を実施し単収の向上を目指し、良質な粗飼料の生産に繋げましょう。

県単事業『地域資源フル活用飼料増産対策事業』について

鹿児島県は、防護柵設置による鳥獣被害軽減の取組や作付面積拡大、高栄養粗飼料への転換、受託面積拡大等の取組等を支援しています。(事業期間:令和5年度~令和7年度)

地域資源フル活用飼料増産対策事業(PDFファイル:593.7KB)

申請窓口:畜産営農課畜産指導グループ

家畜防疫に対する対応

近隣諸国では口蹄疫やアフリカ豚熱といった家畜伝染病の発生が絶えず、未だ終息の気配はありません。

また、国内では依然として豚熱の継続的な発生がみられ、高病原性鳥インフルエンザについては、近年は毎シーズン県内においても発生が確認されています。

このようなことから、人や物を介した家畜伝染病の侵入リスクは依然として極めて高い状況にあることから、本市での発生を未然に防止するための自主防疫対策が重要です。

薩摩川内市家畜防疫協議会

家畜伝染病予防法による家畜飼養衛生管理基準の遵守を徹底するため、農家・行政・JA等の関係機関が一体となり、自主防疫の一層の推進を図る事を目的に設置された組織。なお、本協議会を中心とした主な活動は下記のとおりです。

・養鶏農家等への消石灰の無償配布による家畜伝染病の侵入防止対策(年1回)。

・近隣市町の家畜伝染病発生時の応援(資機材・人的支援)。

・各地域に家畜自主防疫班を設置し、畜産農家の防疫巡回による家畜防疫対策の徹底(年2回)。

以上、詳細につきましては本庁畜産営農課畜産指導グループ(内線番号:4231   4232)までお問い合わせください。

 

この記事に関するお問い合わせ先

農林水産部 畜産営農課 畜産指導グループ
〒895-8650 神田町3-22
電話番号:0996-23-5111 ファックス番号:0996-20-5570
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