高病原性鳥インフルエンザウイルスについて

更新日:2023年12月28日

鶏等を飼っている方は、鳥小屋等の消毒と野鳥や野生動物と接触させない対策を徹底してください。予防対策として消毒薬の無償配布を行っていますので、希望される方は、本庁4階畜産営農課または各支所、甑島振興局までお越しください。

また、万一、鶏等に異常のあった場合には、ただちに市役所か北薩家畜保健衛生所までご連絡ください。

鶏等を飼われている方々へ

鳥インフルエンザ(高病原性鳥インフルエンザ)とは

この病気は、鶏だけではなく多くの鳥類(七面鳥、うずら等)が感染する可能性があり、感染した場合、死亡率の高い病原性を示すウイルス感染症です。何種類かある鳥インフルエンザのうち、ウイルスが変異して死亡率が高くなる可能性のある特定のウイルスのものをいいます。

感染した場合の主な症状は、感染初期での急死、神経症状(首曲、元気消失等)、呼吸器症状、消化器症状(下痢、食欲減退等)等が見られます。

1鳥小屋は、いつも清潔にしましょう。

鳥小屋内の食べ残した餌やたまった糞は、衛生害虫の餌になり、鳥が捕食する事が考えられるので、こまめに掃除、消毒に努め、衛生管理を心掛けましょう。

2野生動物から鳥を守りましょう。

鳥の病気は、野鳥やネズミが運んでくる事が多いと言われています。タヌキやイタチによる被害も、多く報告されています。

鳥小屋には、屋根や防鳥ネットを取り付けて、野生動物等による被害を防止しましょう。

3きれいな水と餌をあげましょう。

餌がネズミなどに食べられないように、きちんと保管し、飲み水は水道水などきれいな水を使用しましょう。

4消毒の実施について

鳥の病気を防ぐため、えさ箱や水飲み桶、鳥小屋に入る時の長靴などの消毒をしましょう。消毒薬は、薬局、薬店、農協などで「逆性石鹸」などが購入出来ます。

一般の動物用に使われている逆性石鹸、ヨード剤、塩素剤等の消毒薬で消毒可能です。

また、鳥小屋の周囲には、肥料用などで売られている消石灰を散布することも効果的です。

 

鳥インフルエンザの人への感染について

感染した鳥との濃密な接触等の特殊な場合を除いて、通常では人に感染しないと考えられています。

日常生活においては、過度に心配する必要はありません。

また、鶏肉や鶏卵を食べることで、人に感染した報告は国内ではありません。

連絡先

鶏等に異常があった場合には、ただちに市役所か北薩家畜保健衛生所までご連絡ください。

市役所畜産営農課

電話番号:23-5111

(内線4231、4232)

北薩家畜保健衛生所

電話番号:22-2184

この記事に関するお問い合わせ先

農林水産部 畜産営農課 畜産指導グループ
〒895-8650 神田町3-22
電話番号:0996-23-5111 ファックス番号:0996-20-5570
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