「川内港唐浜地区国際物流ターミナル整備に係る知事見解」についての市長コメントを公表します

更新日:2024年04月22日

(1)4月19日(金曜日)に塩田康一知事が定例会見において「川内港唐浜地区国際物流ターミナル整備事業(県事業分)の完成が、当初予定していた令和9年度末から2年遅れる恐れがある。」との見通しを示されたことは承知している。

 

(2)しかしながら、本市及び関係事業者は共に、「令和7年度末の暫定供用に合わせたガントリークレーンの設置、唐浜地区国際物流ターミナルの令和9年度末の完成」について、スケジュール通りの実現を望んでいるところであり、知事・県当局におかれては実現に向け御尽力いただきたい。

 

(3)現在、川内港の背後地では、川内火力発電所跡地32haを活用するサーキュラーパーク九州や川内港久見崎みらいゾーンにおいて新たな企業の立地や資源循環産業拠点の事業化、及び物流施設の検討が進むなど、民間の活発な投資が進んでいる。

 

(4)さらに、令和7年度末には、現在、川内港に就航している国際定期コンテナ航路の船舶の大型化が予定されている中で、整備事業の暫定供用であっても十分な港湾機能が整わないといわゆる『抜港』の恐れがあり、薩摩川内市、北薩地域のみならず鹿児島県の経済に与える影響についても強い懸念を抱いている。

 

(5)本市としては、知事・県当局に対して、関係者への速やかな説明の機会を設けていただくことと、併せて、令和7年度末のガントリークレーンの設置を軸に検討され、国際定期コンテナ航路の船舶の大型化に対応でき、引き続き、唐浜埠頭で輸出入できるように整備を進めていただくよう、市・市議会・関係事業者が一体となって要望して参りたい。

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