結 Line こしきの機関不良による欠航に関する申入書に対する甑島商船からの回答に対し、市長がコメントを発出しました

 令和7年4月6日に発生した、結 Line こしきの機関不良による欠航を受け、市は甑島商船に対し、機関不良事案の詳細な説明と今後、同様の事案が発生した場合の対応についての改善を申入れを行いましたが、それに対し、令和7年4月30日、甑島商船から市に対し回答書が提出されました。
 それを受け、市長は次のとおりコメントを発出しました。
 なお、甑島商船から提出された回答書は別紙のとおりです。

今回の欠航に至る詳細な回答をいただき、経緯や対応等を確認することができた。
進学や異動等の多いこの時期に欠航となり、多くの利用者の方々に影響を及ぼしたことは誠に憂慮すべき事態であるが、甑島商船におかれては、利用者の安全確保を第一に、国（運輸支局）の指示の下、早期の復旧に向けて尽力され、臨時便や送迎バスの運行などまで適切に対応されたと認識した。

市への情報共有の在り方に関しては、令和7年4月1日付けの市の人事異動後も連絡先を共有している職員が引き続き在籍していたところである。今後は、市としても人事異動時の連絡体制更新を速やかに行うこととするが、甑島商船とされても、市への速やかな情報共有をお願いする。
また、防災行政無線による甑島での欠航情報の放送については、防災行政無線の本来の目的上、様々な制約がある中で、島民への影響の大きさに鑑み、これまでもできるだけ早く放送できるよう弾力的に運用してきた。今後も、同様に速やかな対応を行っていく。

今後とも利用者の安全確保のため、更なる入念な点検や整備をお願いするとともに、市と甑島商船との綿密な連絡体制を整え、速やかな情報共有を図って参りたい。