おたふくかぜ予防接種の一部助成開始について
おたふくかぜ予防接種の一部助成を開始します。
薩摩川内市では過去6か月以内に接種したおたふくかぜの予防接種について一部助成を行います。
(申請が必要です)
おたふくかぜとは
おたふくかぜは、おたふくかぜ(ムンプス)ウイルスによる耳下腺がはれる病気です。
治療する薬はありません。
感染し2~3週間の潜伏期を経て発症すると耳の下がはれてきます。
熱は出ないこともあり、まったく症状が出ない子もいます。
大人が発症すると重症化するケースが多くみられます。
重症化すると髄膜炎(50人に1人)や治らない難聴(1,000人に1人)を発症することがあります。
また、精巣炎、卵巣炎の原因になることもあります。
4~5年おきに流行し、2016年6月現在は局所的に流行警報が出ています。
この予防接種の注意点
おたふくかぜワクチンは生ワクチンのため、注射後しばらくたってから軽いおたふくかぜの症状が出る事があります。
そのため1~2週間はお子様の様子を観察してください。
ほとんどが自然に治ります。
ワクチンによっては接種期間を設ける場合がありますので、詳細については医療機関に問い合わせください。
おたふくかぜワクチンの主な副反応は
発熱、注射部位のはれ、かゆみなど。まれに無菌性髄膜炎、血小板減少性紫斑病などです。
接種を受けられる医療機関
医療機関の市内・市外は問いません。ご希望の医療機関で接種が可能です。
予診票は医療機関のものを使用してください。
予防接種を希望する時は
予防接種を希望される際は、医療機関に直接申し込んでください。(予約が必要です。)
接種料金は医療機関に全額支払ってください。
その際、領収証を保管してください。
助成を受けられる対象者と回数
- 接種時に薩摩川内市民である1歳以上かつ保育園・幼稚園の年長さんまで
- 助成を受けられる回数は最高2回(標準接種時期は1歳児と5歳児ですが、それ以外でも可)
補助金額
接種料金のおよそ半額が補助金となります。
ワクチン名 | 助成額 |
---|---|
おたふくかぜワクチン | 接種料金の半額(100円未満切り捨て 上限 3,000円) |
補助金申請窓口及び、必要な書類など
接種から6か月以内に川内保健センターの窓口か、支所の窓口に補助金を申請してください。
- 予防接種を受けた証明(母子手帳)
- 保護者の印鑑(朱肉を使うものに限る シャチハタ不可)
- 医療機関発行の領収証の原本
- 保護者の口座が確認できるもの(通帳・キャッシュカード)
健康被害が起こった場合の補償
このワクチンは任意接種となりますので、国の保障はありません。
しかし、このワクチンを接種されたことが原因で、入院等が必要な健康被害を受けた場合や重度の障害を負った場合は、PMDA(独立行政法人 医薬品医療機器総合機構)の医薬品副作用被害救済制度の保障の対象になる場合があります。
制度について詳しくはPMDA救済制度相談窓口0120-149-931(月曜日~金曜日 9時~17時)までお問い合わせください。
領収証はおたふく風邪予防接種分をほかのお薬代と混ぜないで、単独で発行してもらうよう医療機関の窓口にお願いしてください。
更新日:2023年03月27日