狩猟における安全確保の注意事項
毎年11月15日から翌年2月15日(イノシシ・シカは11月1日から翌年3月15日)まで狩猟が解禁
市民の皆様へ
有害鳥獣捕獲事業(農作物等への被害防止のため、イノシシやシカの有害鳥獣を捕獲)を行っております。ご理解とご協力のほどよろしくお願いします。
・山での作業の際は、目立つ服装や、音の出るものを携帯し、人がいることを知らせてください。
・猟銃の音がした方向や、わな設置の標識のある場所には、近づかないようにお願いします。
狩猟者の皆様へ
全国的に、狩猟に伴う事故が多数発生されています。狩猟等にあたる際は、鳥獣の捕獲における危険性を常に意識していただくとともに、法令に基づくルールやマナー及び下記の注意事項等を守って、安全最優先の狩猟に努めてください。また、他者が所有する山林等に立ち入ることなどから、マナーについても特別の配慮が必要です
猟銃等による事故防止
・狩猟の際には、矢先の確認、移動時・休憩時等における脱包の励行、銃器の正しい保持、同行者の行動確認等について十分に留意してください。
なお、ライフル銃等を使用する場合は、矢先の確認、バックストップ(安土)の確保等についてより一層徹底してください。
・銃猟に用いる猟犬による咬みつきや、わな猟において捕獲した鳥獣による逆襲により、狩猟者自身や同行者、周辺住民、ペットへの損害事故も多く発生しています。
・猟犬による事故防止を図るため、猟犬の訓練・回収や行動把握、個体識別など、猟犬の管理を徹底させるとともに、止め刺しや見回り時等における捕獲した鳥獣による逆襲について十分に警戒してください。
・発砲する周辺、200メートル以内に人家が無い場所で行うなど、安全に銃猟が行える場所において行うようご注意ください。
違法捕獲等の防止
・鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律の規定により禁止又は制限されている猟法(吊り上げ式のくくりわな等)は用いないでください。
・網猟及びわな猟に係る狩猟者登録を受けた者が使用する猟具については、網及びわなの1張り又は1個ごとに狩猟者登録を受けた者の住所及び氏名等を記載した標識を装着し、31以上のわなの架設はしないでください。
・鉛弾による猛禽類等の鉛中毒が引き続き発生していることから、非鉛弾の使用を心掛けてください。
・夜間銃猟については平成26年度法改正により、都道府県等が実施する指定管理鳥獣捕獲等事業において極めて限定的な条件のもと行うことが可能になりましたが、狩猟においては引続き夜間(日出前・日没後)の狩猟は絶対禁止行為ですので注意してください。
・カワウの狩猟による捕獲については、逃げたカワウによってねぐらが分散して被害が拡大する可能性があるため、大規模なカワウのねぐらで狩猟をする際には、本市及び周辺の内水面漁業関係団体等と十分調整するようにしてください。
・移動時の銃器の不用意な取り扱いや作物のある土地への無断立入り等、地域住民に対して不信や反感を与えるおそれのある行為は行わないようお願いします。
・狩猟により捕獲した鳥獣については、山野に放置することなく持ち帰るか埋設する等により適切に処理してください。
・鳥獣の大量死等の異常を確認した際には、速やかに北薩地域振興局等へ報告し、人畜共通感染症予防のため、長袖・長ズボン・手袋の着用、解体後の手洗い・入浴、血液等がついたナイフなどの洗浄を徹底し、鳥獣の血液や唾液・排泄物に触れず、野生鳥獣の肉の生食は絶対に避けてください。
・豚熱ウィルスの侵入防止・拡散防止については、病気に感染したイノシシのフンや泥が付着した靴底や車のタイヤなどにより、病気を広げる可能性があることから、猟具、手指、靴、タイヤ等の洗浄・消毒を励行し、野生イノシシでの豚熱が発生している地域での狩猟は自粛してください。
更新日:2024年10月29日