薩摩川内市女性活躍推進認定企業の先進的な取組事例をご紹介します(令和3年度認定企業)
薩摩川内市女性活躍推進認定企業の先進的な取組事例をご紹介します。
令和3年度認定企業
- 株式会社O’S company
- 第一生命保険株式会社鹿児島支社川内オフィス
- 有限会社竹内建設
株式会社O’S company 取組事例 (PDFファイル: 7.6MB)
第一生命保険株式会社鹿児島支社川内オフィス 取組事例 (PDFファイル: 2.9MB)
有限会社竹内建設 取組事例 (PDFファイル: 1023.8KB)
薩摩川内市女性活躍推進企業認定について
本市では、女性の活躍推進に積極的に取り組んでいる市内事業所を「薩摩川内市女性活躍推進企業」として認定しています。
認定された企業には、「薩摩川内市女性活躍推進企業認定証」を交付し、本市ホームぺージなどで取組内容等を幅広く周知します。
認定条件
以下に掲げる3項目について、それぞれ1つ以上の取組を行っていること。
- 女性が継続して就労できる環境整備
- 女性の積極的な登用やキャリアアップの推進
- 男女ともに働きやすい職場を実現するための取組
(補足)毎年、4月1日~11月30日を申込期間と設定しています。期間中に申込書に必要書類を添えて申し込みができます。令和4年度の募集期間中は、ホームぺージにて別に詳細をご案内いたします。
⼥性の職業⽣活における活躍の推進に関する法律(⼥性活躍推進法)
⼥性活躍推進法とは
自らの意志によって職業生活を営み、または営もうとする⼥性の個性と能⼒が⼗分に発揮できる社会を実現するため、国、地方公共団体、⺠間事業主(一般事業主)それぞれにおける⼥性の活躍推進に関する責務等を定めたもの。〔2016年(平成28年)4⽉から全⾯施⾏されました(2025年度(令和7年度)末までの時限⽴法)〕
目的 女性活躍推進に取り組む理由
少子高齢化の進展による労働力人口の減少、働き手確保の問題の深刻化、(2020年総務省統計局労働力調査詳細集計によると)女性の非労働力人口2,664万人のうち、就労を希望しても、育児や介護他様々な理由で働けない女性が198万人いること、また、出産・育児等による離職を経て再就職しても非正規雇用となることが多く、能力を十分に発揮できない現状があること、社会のニーズの多様化やグローバル化への対応が求められていること、などの現状に対応できる豊かで活力ある社会を実現することを目的としています。
基本原則
女性の採用や登用、キャリアアップ推進とともに、育児や介護その他家庭生活において、女性も男性も共にお互いの協力と社会の支援を活用し、それぞれが家族の一員としての役割を果たしつつ、職業生活を行うことができる働く場の環境整備により、男性も女性もともに仕事と家庭の継続的な両立を可能とすることを行います。
そして、女性の働く場における活躍推進にあたっては、女性の職業生活と家庭生活との両立に関する本人の意思を尊重されなければならないとされています。
女性活躍推進による企業のメリット 働く場におけるジェンダー平等推進
採用し育成してきた⼥性社員が、能⼒を⾼めつつ継続就業できる職場環境にしていくことは、⼈材の確保・定着や社員のモチベーションの向上につながります。
また、性別に捉われず多様な働き方ができる体制が整備されることで、多様な人材が働くことが可能となり、それぞれの考えやアイディアを掛け合わせ新たな価値の創造につながり、求められる多様なニーズに応えることが可能となるなど、多岐にわたり大きなメリットがあります。
ワンポイント 知っていますか?
- 女性のキャリアアップを阻むものにマミートラックがあります。
マミートラックとは、出産後職場復帰を果たしても、比較的責任の軽い仕事しか与えられず、昇進・出世コースから外れるという状況になること。モチベーションの低下や退職者の増加を招くことにもつながりかねません。 - 育児や介護をしなければならない労働者が、円滑に仕事と両立できるよう配慮し、働き続けられるよう支援するため、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律(育児・介護休業法)」が制定されています。男性の育児休業の取得率向上の取り組みも重要です。
令和3年6月9日に改正され、令和4年10月1日から子の出生時8週間以内に4週間取得できる新育児休業制度が創設される他、取得しやすい雇用環境整備などが盛り込まれています。
更新日:2023年03月27日