令和7年度市民活動支援補助金採択団体を紹介します
『市民活動支援補助金』は、地域活性化のために自ら企画して、公益的活動を行う市民活動団体等の実施する事業に対して交付する補助金です。さらに、当該団体等の育成や、活動の促進を図るとともに、市民との共生・協働によるまちづくりの推進に寄与することを目的としています。
本補助金には、以下の3つのコースがあります。コースごとの採択団体を紹介します。
1.スタートアップコース
これから活動を開始する又は活動間もない団体(概ね3年未満)が実施する事業に対して、初期段階で補助するコース
【補助金の額】
補助の対象となる経費に、補助回数に応じた補助率(下表)を乗じて得た額を補助金の額としま す。
補助回数 | 補助率 | 補助上限 |
1回目 | 80% | いずれも20万円 (千円未満切り捨て) |
2回目 | 70% | |
3回目 | 50% |
【注意】従来の薩摩川内市提案公募型補助金の交付を受けていた事業(団体)については、同補助 金の交付を受けた回数を補助金の回数に通算します。
本補助金(スタートアップコース)について3団体が採択となりました。
こしき活性化グループ
下甑地域における地域活性化事業
【主な活動地域:下甑地域】
事業内容
下甑地域にまだまだ隠れている魅力の創出と島内の地産地消を図り、地域経済の活性化を目的として活動。
農園の果実収穫、販売による雇用創出や、既存加工センター施設を活用した魅力ある特産品の開発、販売を行い、観光客の満足度の向上とリピーター化を図るとともに、子どもたちの自然体験機会の創出も行う。
COCOTOMO SENDAI
精神保健福祉にかかる事業
【主な活動地域:川内地域】
事業内容
安心して暮らすことのできる地域共生社会の創設を目指し、病気や障害に対する正しい理解の普及を目的として活動。
映画上映会や、就労支援事業所マルシェの開催、ピアサポーターによるリカバリーストーリーの発表などを行い、障害に対する正しい理解、偏見の除去、自分自身を大切にする文化の醸成とともに、障害者の生活の質の向上を目指す。
るるるんマルシェ実行委員会
さつませんだいわくわく事業
【主な活動地域:川内地域】
事業内容
地域の活性化と子どもたちの健やかな育成を目指す活動。
会員の得意分野を活かし、地域にある施設や人材を活かしたイベント等を行い、子どもたちにこの街で生きることへの大きな可能性を感じてもらうことや、県内各地からの集客を目指し、何度でも訪れたい街として認知度向上を目指し活動。
子どもたちが体験できる場所を作り、ショップの招致やマルシェも体験型を重視して開催、また市内の学校等でセミナーも実施する。
2.ステップアップコース
市民活動団体が、これまでの活動を発展させるために新たに実施する又は拡大する事業に対して補助するコース
【補助金の額】
補助の対象となる経費に、補助回数に応じた補助率(下表)を乗じて得た額を補助金の額としま す。ただし、ステップアップコースでは、補助の対象となる経費から補助の対象となる事業の実施 に伴って得られる収入を差し引いて得た額が、補助回数に応じた補助率を乗じて得た額より低いと きは、収入を差し引いて得た額とします。
補助回数 | 補助率 | 補助上限 |
1回目 | 80% | いずれも100万円 (千円未満切り捨て) |
2回目 | 60% | |
3回目 | 50% | |
4回目 | 30% |
【注意】従来の薩摩川内市提案公募型補助金の交付を受けていた事業(団体)については、同補助 金の交付を受けた回数を補助金の回数に通算します
本補助金(ステップアップコース)について3団体が採択となりました。
高江一日クラブ
高江地域を元気にするための事業2
【主な活動地域:川内地域】
事業内容
元気で住みやすく発展性がある地域を目指し、年度を通して継続的に活動。地区コミュニティ及び地区内外活動団体等と連携し、高江地区の活性化に努める活動。
会の増勢、活動方針に情報共有、奉仕活動(広場草刈り、給水支援、ゴミ拾い、小学校美化活動等協力)、行事の開催(高江ふるさと夏祭り、凧揚げ大会、地区内外の組織との連携、かえる講演会、モルックを通じた地区の融和)等を行う。
100人展実行委員会
アートで豊かな感性を育む事業
【主な活動地域:川内地域】
事業内容
地元でアートに触れられる場を作り、アートを通した人々の交流、薩摩川内市の活性化を目指し活動。
薩摩川内市で育つ子どもたちをはじめとする市民の方々に芸術・アートに触れてもらう場を作り、ジャンル、年代、作風などを超えた様々な作家による作品を通して、個性の尊重、多様性への理解を深め、豊かな感性を育むことを目的とする。
入来花水木会
入来麗活性事業
【主な活動地域:入来地域】
事業内容
800年近くの古い歴史を誇る武家屋敷群入来麓地区の美観や景観の維持存続を目指し、先人たちが残した日本遺産の入来麓を守り、文化を継承しつつ、観光地としてさらに知名度を上げることを通して入来麓地区全体を活性化させることを目的に活動。
県内の人々特に学生、若者たちにさらに知ってもらうための第4回まち歩き事業の実施や、観光案内用の「山城パンフレット」づくり(日本語版及び英語版の試作)、小学生を対象に能楽体験学習会の開催、地域住民の協力を得た美化活動などを行う。
3.高齢化対策コース
市民活動団体等が、特に高齢化率の高い自治会の活性化や課題解決に向けた公共的な支援として実施する事業に対して、補助を行うコース
【補助金の額】
補助の対象となる経費に、4分の3を乗じて得た額を補助金の額とします。ただし、24万円を 上限とします。 なお、補助金の額に1,000円未満の端数が生じたときは、これを切り捨てるものとします。
本補助金(高齢化対策コース)について3団体が採択となりました。
楠元お助け隊
地域住民によるお助け業務
【主な活動地域:川内地域】
事業内容
高齢者の方々が住み慣れた地域で、尊厳のある普通の暮らしが継続できるよう「できる人ができる時間で」無理なく活動し、高齢者に優しい地域づくりと、地域環境整備を目的に活動。
空き家管理や草刈り等住居環境支援や、送迎や買い物代行等生活支援、グランドゴルフ等レクリェーション支援の他困りごとへの随時対応などを行っている。
伊勢美山野郎会
伊勢美山自治会活性化支援事業
【主な活動地域:川内地域】
事業内容
自治会会員だけでは、行き届かない住環境の整備やふれあい活動を通して地域の維持・活性化につなげることを目的に活動。
家に閉じこもりがちな高齢者が参加できる機会として、グランドゴルフ大会や環境整備作業、イルミネーションの設置の他、新年を祝って門松設置やぜんざい等の振る舞いを行うなど、生きがいや健康づくりにもつなげ、さらに地域出身者との交流を図りながら活性化を図っている。また、地域外への広く情報発信にも努め、他地域との連携も視野に進めている。
グループ菜の花
グループ菜の花の相互見守り活動2
【主な活動地域:川内地域・入来地域】
事業内容
グループ菜の花がこれまで続けてきたボランティア活動を通じ、支援の輪が広がり、グループ菜の花と瀬戸地自治会や楠元上老人会、おはる一座の皆さんとの交流による相互見守りを目的に活動。
介護福祉支援が必要な場所での配膳補助や話相手を務める等の支援の実施や、幼稚園等での子どもの見守り、瀬戸地自治会での行事等実施、楠元上高齢者との交流、コミュニティ食堂での支援を行っている。
更新日:2025年07月17日