下水道の役割
「げすいどう めぐりめぐって またあおう」(令和4年度下水道推進標語)
私たちが利用している水は、河川から取水し浄水場できれいにして、水道管で各家庭に送られます。生活の中で使用され汚れた水は、下水道管によって集められ、浄化センターで河川に放流できる水質まできれいにして放流されます。その水は海まで下り、水蒸気となって雲を形成し、ふたたび河川の上流に雨を降らし河川水となって帰ってきます。これを水の循環といいます。
下水道は、家庭や工場などからの汚れた水をきれいに処理し、皆さんが暮らす『まちの快適な都市環境』を創出しているだけでなく、汚れた川や海などをきれいにする『水質を改善する役割』や都市に降った雨を安全に川や海まで運び『まちを豪雨から守る役割』など、多くの環境問題に極めて重要な役割を果たしています。
下水道の役割には次のようなものがあります。
1 川や海がきれいになります。
家庭や事業所から出される生活排水は、浄化センターできれいにしてから川へ戻します。
2 衛生的な生活環境をつくります。
道路側溝等へ流れる汚れた水が無くなり悪臭やハエ・蚊などの発生を防ぎ、伝染病の予防に役立ちます。
3 水洗トイレを使うことができます。
汲取りの手間やいやな臭いがなくなり、衛生的な環境で生活を送ることができます。
4 市街地の浸水を防止します。
大雨等でまちが浸水することを防止します。
更新日:2023年05月22日