水道水におけるPFOS及びPFOAの検査結果を公表します

更新日:2024年09月26日

本市では、市内の浄水場施設からの供給水について、PFOS及びPFOAの検査を実施した結果、その全てにおいて国の暫定目標値を下回っていることから、水道水の安全性は確保されていることが確認できました。

・本土区域49施設、甑島区域16施設

・国の暫定目標値 PFOS及びPFOAの合算値50ナノグラムパーリットル以下(0.00005ミリグラムパーリットル以下)

PFOS及びPFOAについて

炭素とフッ素の結合を持つ有機化合物を有機フッ素化合物といい、その総称をPFAS(ペルフルオロアルキル化合物及びポリフルオロアルキル化合物)と呼んでいます。代表的なものとしてPFOS(ペルフルオロオクタンスルホン酸)とPFOA(ペルフルオロオクタン酸)があります。

これらの化合物はコーティング剤や泡消火薬剤など、幅広い用途において用いられていました。しかし、環境中で分解されにくく、蓄積性が高い物質であることから、現在では国内における製造・輸入等が原則禁止されています。

 

水道水におけるPFOS及びPFOAの基準

令和2年4月1日に、厚生労働省が「PFOS及びPFOA」を水質管理目標設定項目に位置付け、暫定目標値を「PFOS及びPFOAの合算値で50ナノグラムパーリットル以下」と定めています。

・暫定目標値は体重50キログラムの人が水を一生涯にわたり毎日2リットル飲用したとしても、この濃度以下であれば人の健康に悪影響が生じないと考えられる水準を基に国が設定したものです。

・1ナノグラムは1グラムの10億分の1

健康への影響

人の健康への影響は、コレステロール値の上昇や発がん性などが報告されていますが、国際的にも科学的な知見が不十分であり、国内においても引き続き毒性評価の情報収集、検出状況の把握を進めることとしています。

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