大規模盛土造成地について

更新日:2023年03月27日

はじめに

 平成28年の熊本地震や東北地方太平洋沖地震などでは、大規模な盛土造成地で滑動崩落が発生し、宅地や公共施設等に大きな被害が発生しました。

 国土交通省都市局では、国の「大規模盛土造成地の滑動崩落対策推進ガイドライン」に基づいて、大規模盛土造成地のおおむねの位置と規模を調査し、大規模盛土造成地マップを作成しました。

 このマップは、調査結果を公表することにより、大規模盛土造成地が身近に存在するかどうか知っていただき、住民の皆様の防災意識を高め、災害の未然防止や被害の軽減につなげていただくことを目的に作成したものです。

大規模盛土造成地とは

 大規模盛土造成地には、「谷埋め型」と「腹付け型」の2種類があり、盛土の面積や高さなどにより、以下のように定義しています。

大規模盛土造成地についての解説図

ダウンロード

関連情報

大規模盛土造成地の安全対策

 大地震等が発生した場合に、大きな被害が生ずるおそれがある大規模盛土造成地において、滑動崩落防止工事により耐震化を向上させることを目的として、段階的に調査を実施しています。

大規模盛土造成地の安全対策についてのフロー図

第二次スクリーニング計画の作成(優先度評価)調査結果

 本市に存する104箇所の大規模盛土造成地について調査を実施し、安全性把握を行う優先順位を決める計画(第二次スクリーニング計画)の作成を行いました。その結果、

  • 安全性把握(第二次スクリーニング)を優先的に実施すべき箇所 4箇所
  • 安全性把握(第二次スクリーニング)を優先的に実施すべきかどうかを判断するため、更なる調査が必要な箇所 11箇所

でありました。この15箇所については、今後も調査を進めていきます。

この記事に関するお問い合わせ先

建設部 都市整備課 都市計画・景観グループ
〒895-8650 神田町3-22
電話番号:0996-23-5111 ファックス番号:0996-20-5570​​​​​​
メールでのお問い合わせ