インフルエンザが流行しています
川薩保健所管内にインフルエンザ流行発生注意報が発令されています。今後も流行の継続が懸念されますので、なお一層の咳エチケットの徹底と手指消毒といった感染症対策を引き続き行いましょう。
川薩保健所管内のインフルエンザ流行が注意報発令基準を超えました【令和7年9月8日発令】
川薩保健所管内におきまして、インフルエンザの定点報告が、令和7年9月1日から7日の報告で22.00となり、注意報発令基準値(開始基準値10.00)を超え、今後も流行の継続が懸念されているため、川薩保健所管内に流行発生注意報が発令されました。
そのため、今後も流行の継続が懸念されますので、一層の感染予防に努めていただくようお願いします。
症状は
主症状は38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛等全身の症状が突然現れます。併せて普通の風邪と同じように、のどの痛み、鼻汁、咳等の症状も見られます。
感染経路は
主な感染経路は、咳、くしゃみ、会話等で口から発する飛沫による飛沫感染であり、他に接触感染もあるといわれています。
飛沫感染では、感染した人の咳、くしゃみなどの飛沫とともに放出されたウイルスが、健康な人の鼻やのどの粘膜に付着したり吸い込まれたりして感染します。
また、接触感染では、感染した人が咳、くしゃみを手で押さえた後や鼻水を手でぬぐった後に、机やドアノブ、スイッチなどに触れ、その触れた場所にウイルスが付着し、その付着したウイルスに健康な人が手で触れ、汚染された手で鼻や口に触れることにより感染します。
感染症対策
新型コロナウイルス感染症や季節性インフルエンザなどの感染症を予防するには、咳エチケットや手洗いなど普段からの感染症対策が重要です。
咳やくしゃみから飛び散ったウイルスを吸い込む「飛沫感染」や、手に付いたウイルスが鼻や口を通って体内に入る「接触感染」を予防しましょう。
また、「適度な湿度の保持」や「十分な休養とバランスの取れた栄養摂取」も心掛けましょう。
感染症にかからないために
マスクの着用と外出後の手洗い等
マスクの着用は、咳やくしゃみなどの飛散を防ぐことによって感染を広げない効果があります。
また、流水・石けんによる手洗いは、ウイルスを物理的に除去するために有効な方法であり、接触や飛沫感染などを感染経路とするインフルエンザや新型コロナウイルス感染症等の対策の基本です。アルコール製剤による手指消毒も効果があります。
十分な休養とバランスの取れた食事
体の抵抗力や免疫力を高めるために、十分な栄養とバランスの取れた食事を日頃から心掛けましょう。
人混みや繁華街への外出を控える
インフルエンザが流行してきたら、特に高齢の人や基礎疾患のある人、妊婦、体調の悪い人、睡眠不足の人は、外出を控えましょう。
予防接種
インフルエンザワクチンは、感染後に発症する可能性を低減させる効果と、発症した場合の重症化防止に有効と報告されています。
65歳以上の高齢者と生後6か月から中学3年生までと高校3年生に対して、10月1日から1月31日までにインフルエンザ予防接種された分の費用の助成を行う予定です。
更新日:2025年09月09日