「こころの健康づくり」について
ちゃんと眠れていますか?~知ってほしい 「睡眠とうつ」のこと~
ご自分やご家族の方で、こんなことはありませんか?
- 疲れているのに2週間以上眠れない日が続いている
- 寝つきが悪い(入眠障害)
- 夜中に何回か目が覚める(中途覚醒)
- 朝早くに目覚めてしまう(早期覚醒)
- ぐっすり寝たという感じがない(熟眠障害)
- 食欲がなく体重が減っている
- だるくて意欲がわかない
もしかしたら、それは「うつ」のサインかもしれません。
うつになると、「睡眠と食欲」という生きていく基本がむしばまれます。
気力や頑張りで克服するのは困難です。
睡眠薬代わりの寝酒は危険です。
寝酒は一時的に眠気を誘いますが、眠りが浅くなるなど、結果的によい睡眠は得られません。
また、寝酒を繰り返すと、同じアルコールの量では眠気を感じなくなり、どんどん飲酒量を増やすという悪循環を招きます。
「うつ」は自分では気づきにくいものです。
特に中高年では、その傾向があります。周囲の人やご家族がうつのサインに気づいたら、「ちゃんと眠れてる?」と尋ねてみてください。もし「毎日、眠れなくて苦しい」という答えが返ってきたら、「相談してみよう」「一緒にお医者さんに行ってみよう」と、すすめてみてください。
本人が必要ないと言っても、ご家族が相談することもできます。
「うつ」はこじらせないことが大切です。
「眠れないくらいで」とあなどっているうちに、辛さは増して、うつから自殺を考えるようになる場合もあります。こじらせないうちに、早く対処することが大切です。
一人で悩まないで、まずはご相談ください!
相談できる機関
川内保健センター、甑島振興局市民生活グループ、保健所、かかりつけ医や薬剤師、専門医(心療内科・精神科医)等
更新日:2023年09月11日