特定健診を受診しましょう

更新日:2024年04月10日

STOP!メタボ!!GO!特定健診!!

 特定健診は、「メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)に着目した健診」です。糖尿病、高血圧、脂質異常症(コレステロール・中性脂肪の異常)などの生活習慣病は、それぞれが独立した病気ではなく、内臓の周囲に脂肪が蓄積した内臓脂肪型肥満が大きく関わっていることが分かってきました。

 この内臓脂肪型肥満に加えて、高血糖・高血圧・脂質異常のうち、いずれか2つ以上を併せ持った状態を「メタボリックシンドローム」といいます。この状態を放っておくと動脈硬化が進み、心臓病や脳卒中といった命にかかわる病気を引き起こす危険性が高まります。

 また、「メタボリックシンドローム」はある日突然なるものではなく、日頃の生活習慣から発症するものです。そのため、生活習慣病の「芽」であるメタボリックシンドロームに早めに気づき、すぐに手を打てば生活習慣病を未然に防ぐことが可能です。

まずは特定健診を受診して、自分の健康状態を確認することからはじめてみましょう。

特定検診を受けるメリットと受けないデメリットの説明図

特定健診について

対象者

 薩摩川内市国民健康保険に加入している40歳から74歳の方(令和6年4月1日~令和6年11月30日)

40歳~70歳の方が対象です 「特定検診」はメタボリックシンドローム及び予備軍を発見し「特定保健指導」でその改善を図ります

 すでに、治療中のために定期的な検査を受けている方も、特定健診の対象者となっております。

治療情報の提供と、特定健診に必要な項目を無料で追加検査していただくことで特定健診を受診したとみなすことができます。

特定健診の対象外となる方

  1. 妊娠中または出産後1年以内の方
  2. 刑事施設・労役場その他これらに準ずる施設に拘禁中の方
  3. 国内に住所のない方
  4. 病院または診療所に6ヶ月以上継続して入院している方
  5. 障害者支援施設、養護老人ホーム、介護保険施設等に入所中の方

 なお、国民健康保険から脱退して資格のなくなった場合は受診できません。

 保険証と受診券を薩摩川内市に返還してください。

人間ドックの補助を受けた方は、受診できません。

受診期間

 受診券が届いた日から令和6年11月30日まで (もしくは75歳に到達する前日まで)

 年度途中に未受診者に「受診勧奨」のお願いをする場合がありますので早めの受診をお願いします。

持ち物

  1. 特定健診受診券(令和6年度はピンク色です。)
  2. 国民健康保険被保険者証(または、資格情報が確認できるもの)

定期的に医療機関を受診している方

 定期的にかかりつけ医療機関を受診し、血液検査等を受けている方は、

 その検査情報を医療機関から提供していただくことで、特定健診を受けたことに出来る「情報提供」があります。

 その際、必要な項目に不足している項目があるときは、かかりつけ医療機関で「無料」で検査することができます。

 「情報提供」を希望する方は、かかりつけ医療機関にご相談ください。その際には、特定健康診査の受診券が必要です。

健診項目

基本項目

  • 問診・診察
  • 計測【身長、体重、BMI、腹囲、血圧】
  • 脂質【空腹時中性脂肪、総コレステロール、HDL-コレステロール、LDL-コレステロール】
  • 肝機能【AST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GT(γ-GTP)】
  • 代謝系【空腹時血糖、ヘモグロビンA1c】
  • 尿・腎機能【尿糖、尿蛋白】

追加項目

  • 血清尿酸【血清尿酸値】
  • 腎機能【血清クレアチニン】【注釈】
  • 血液一般【白血球】
  • 尿・腎機能【尿潜血】
  • 心機能【心電図検査】【注釈】

詳細項目

  • 腎機能【血清クレアチニン】【注釈】
  • 貧血検査【血色素量】
  • 心機能【心電図検査】【注釈】
  • 眼底検査 (医師の判断により実施

「【注釈】」は医師の判断により、追加項目又は詳細項目のいずれかで実施します。

費用

 自己負担額は無料です。

健診を受診するときの注意事項

  1. 国民健康保険の資格喪失後の受診や重複受診(年度内に2回受診した場合)はできません。受診された場合は、受診料を本人へ全額(最高11,180円)返還していただきます。
  2. 年度内に人間ドックの補助を申請し、ドックを受診された方は、受診できません。重複して受診された方は、人間ドックの補助分を返還していただきます。
  3. 健診前10時間以上は、水以外の飲食物を取らないようにしてください。ただし、日常服用している薬(血圧等)は服用して差し支えありません。
    (できる限り午前中の受診をお勧めしますが、病院によっては午後からの受診となる場合があります。あらかじめ病院に確認してください。)
  4. 健診の前日は、アルコールの摂取や激しい運動は控えてください。
  5. 腹囲測定を行いますので、計測しやすい服装で受診してください。

受診券を紛失された方へ

 受診券を紛失された方は、再交付の申請が必要です。

 本庁保険年金課国保グループ又は各支所及び甑島振興局までご連絡ください。

受診方法

  1. 受診券が届いたら、医療機関へ受診予約をしてください。受診可能な医療機関は、下記の「特定健診受託医療機関のお知らせ」で確認してください。
  2. 受診当日は、「受診券(ピンク色)」と「被保険者証(または資格情報が確認できるもの)」が必ず必要です。2つをご持参の上、受診してください。
  3. 集団健診の実施はありません。

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この記事に関するお問い合わせ先

保健福祉部 保険年金課 国保グループ
〒895-8650 神田町3-22
電話番号:0996-23-5111 ファックス番号:0996-20-5570
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