下甑町でミカンコミバエ(幼虫)が確認されました ~寄主果実除去に関するご理解・ご協力をお願いします~
1 事案の概要
令和7年9月25日(木曜日)、本市下甑町での誘殺確認に伴う寄主果実調査を実施したところ、その対象果実(カンキツ)1果から、ミカンコミバエの幼虫が確認されました。なお、本件については、本日、鹿児島県からも同様の記者発表がなされています。
ミカンコミバエとは
体長約7ミリメートルの小型のハエの仲間です。東アジアなど海外から飛来し、カンキツ類やカキ、ビワ、トマト、ナス等の果実に卵を産みつけ、幼虫が果実を食害し、甚大な被害を与える害虫です。
2 当面の対応
9月26日(金曜日)、国の指導の下に対策会議が開催されました。これを踏まえ、9月29日(月曜日)以降、国、鹿児島県及び本市が連携して、寄主果実の除去、誘殺板の設置、殺虫剤散布等の取組が現地で実施されます。
3 市からのお願い
(1)今回の確認地点から半径1キロメートル円内の不要な寄主果実等については、国、県及び市により除去が行われます。また、半径2キロメートル円内の不要な寄主果実等については、地域住民の皆様による自主的な除去をお願いいたします。これらを含め、上記の取組についての皆様のご理解とご協力をお願いいたします。
(2)半径2キロメートル円外の寄主果実等についても、取り残したものや落下したもの、傷ついたものなどは発生源となる可能性があるので、放置せず、処分するとともに、島外への持出しはしないようお願いいたします。
※寄主果実とは、ミカンコミバエが寄生する果菜類や果実類(カンキツ類やカキ、ビワ、トマト、ナス等)をいいます。
更新日:2025年09月26日