公式訪中団を派遣しました（令和7年度中国常熟市交流事業）

本市と友好都市である中華人民共和国江蘇省常熟市とは、長年に渡り、公式団、青少年スポーツ交流団等による相互の友好交流を重ねて参りました。今回、令和7年10月14日（火曜日）から17日（金曜日）に常熟市、塩城市及び上海市へ、平成29年以来8年ぶりに「薩摩川内市公式訪中団」を派遣し、両市の持続的な友好交流の発展に向け、来年度の友好都市35周年事業に向けた意見交換等を行うと共に、川内港と常熟港の貿易に関する協議等を行いました。

常熟市での活動内容は以下のとおりです。

常熟市人民政府市長との意見交換について（10月15日（水曜日））

    1.  張偉市長は、田中良二市長の公私にわたる8回目の常熟市訪問に対する感謝の意を表するとともに、両市間のスポーツ・文化・青少年・経済・貿易・国際交流員派遣等の更なる交流発展に向けた強い意欲を示されました。

    2.  田中良二市長は、令和8年の友好都市締結35周年に向け、両市公式訪中団の相互派遣・受入、常熟市からの青少年交流団の受入、平成29年から開始された川内港から常熟港への木材等の更なる輸出拡充実現に向けた取り組みの推進を表明しました。

   常熟市の事務レベルから提案のあった、令和8年の友好都市締結35周年に、両市による「友好宣言」を発出することについて、事務協議を行いました。

1.  常熟港視察及び同港概要についての説明を受けた後、平成29年から開始された川内港から常熟港への木材輸出の更なる拡充実現に向けた協議を行いました。

2.  常熟港の管理責任者及び利用関係者から、川内港からの木材輸出の拡充実現について、前向きに検討したいとの強い意欲が示されました。

3．今後、両市の実務担当者及び貿易事業者による協議を進めていくことを確認しました。

下園政喜議長は、王建国常熟市人民代表大会常務委員会主任と歓談し、今回の訪問による協議等を通して、両市の絆が実務面でも着実に深まったことを実感していると発言しました。

1．塩城市で開催された「第26回日中韓3か国地方政府交流会議」に日本側地方政府の一員として田中良二市長と下園政喜議長が参加しました。

2．同会議のテーマである「地域連携による多様性のある開かれた発展の促進」に向け、薩摩川内市としても友好都市である常熟市との多面的な友好交流に努めてまいります。

1．鹿児島銀行上海駐在員事務所を訪問し、上海及び長江デルタ地域の経済状況等について情報収集・意見交換を行いました。

2．今後、同行との情報共有により、貿易・経済活性化の実現を目指してまいります。