薩摩川内SDGsチャレンジストーリー(#28 隈之城地区コミュニティ協議会・女性部会のみなさん)

更新日:2025年02月05日

本市では、令和3年6月8日に、市長が「薩摩川内市未来創生SDGs・カーボンニュートラル宣言」を実施し、2030年SDGsの達成と2050年カーボンニュートラルの達成に向けて取り組んでいます。また、令和4年5月20日には、国(内閣府)のSDGs未来都市に選定され、今後さらにSDGs及びカーボンニュートラルの達成に向けて、「薩摩川内市SDGsチャレンジ」を合言葉に市民総ぐるみで取り組むことを目指しており、持続可能な社会の実現のために、「薩摩川内SDGsチャレンジ」を合言葉として、一人ひとりができることからSDGsの達成に貢献し、市民のみなさんと一緒に本市の未来をつくる各種取組を実施しています。

各種取組の1つとして、市内でSDGsに関連する取り組みを行っている市民の方をインタビューした「SDGsチャレンジストーリー」を動画及びWebコラムにて公表しています。今回は、隈之城地区コミュニティ協議会 女性部会をインタビューしました。

【関連ゴール】11 住み続けられるまちづくりを17 パートナーシップで目標を達成しよう

SDGs 達成ゴール11
SDGs 達成ゴール17

国際交流員・陸宇晨さんの料理教室

隈之城地区コミュニティセンターは勝目町セントピア内にあります。人口の多い地区にあって、その活動も盛んです。今回、女性部会の皆さんの希望により、本市の国際交流員・陸宇晨(りく・うしん)さんを講師に招いて、中国の家庭料理を学びました。

陸さんは、本市との友好都市である中国江蘇省・常熟市から来ました。本市と常熟市の交流は長く、陸さんは実に17代目の交流員になります。アニメや旅行が好きだという陸さん。今回の料理教室に備えて、何度も練習をしたそうです。女性部会の皆さんは、手際よくテキパキと調理を進めていきます。

説明の様子
料理の様子
料理の様子

「ワンタン」や「鶏手羽中とジャガイモの煮込み」など、スーパーで手に入る食材で、本格的な中国料理が完成。独特の甘い香りを持つ八角や氷砂糖を使うなど、ベテラン主婦のみなさんにとっても「初めての体験」があったようです。

隈之城地区

 

隈之城地区コミュニティ協議会の女性部会は現在、久保園峯子部長のもと、19名で元気に活動しています。「主事の永吉深雪さんが、いろいろと企画してくださるので」と、感謝する久保園さん。永吉さんも「役員の皆さんがいつもサッと動いてくださいます」と、感謝していました。

中国におけるSDGsの取り組み

常熟市は中国で一番長い川・長江に面しています。温暖な気候で、毎年豊作なことから「常熟」という名前がついたほど、食の豊かな町です。

都市の発展による魚介類の減少・乱獲などから、長江の生物多様性を守るため、2020年から2030年まで、一切の漁業が禁止されているのだそう。これには陸さんも「一定期間休漁をすることはよくあるが、10年間にも及ぶ禁漁には驚いた」と言います。漁師さんには他の仕事を紹介するなどの対策を取り、市民も一定の理解を示しているとか。中国でも日本と同様に、SDGsの意識や取り組みが高まっているのですね。

 

試食の様子
常熟市についての説明

この記事に関するお問い合わせ先

未来政策部 企画政策課 SDGs・開発グループ
〒895-8650 神田町3-22
電話番号:0996-23-5111 ファックス番号:0996-20-5570
メールでのお問い合わせ