里診療所における個人情報等流出の報告とお詫び

更新日:2025年05月23日

本市が運営する里診療所において、個人情報を含む文書が流出するという事案が判明しました。

関係者の皆様には多大なご迷惑をおかけすることとなりましたことを深くお詫び申し上げます。

今後、同様の事案が発生することのないよう、速やかに再発防止を講じます。

1 事案の概要

令和7年5月22日(木曜日)13時頃、本市が運営する里診療所において、領収書の控え及び廃棄対象のカルテ等を一般廃棄物とともに、ごみ廃棄用倉庫に一時的に保管していたため、ごみ収集業者が収集し、搬送中のごみ収集車から個人情報等を含む文書が飛散してしまった。
(情報概要)
領収書(控え):受診者氏名、保険区分、診療点数、領収金額
廃棄対象のカルテ(検査記録情報提供書等):死者の住所、氏名、連絡先、病名

2 事案発生の原因

個人情報文書を廃棄する際は、個人情報を保管する書庫から、診療所職員がクリーンセンターに持ち込み、診療所職員がパッカー車に直接投入し廃棄しているが、今回、一般廃棄物を廃棄するごみ廃棄用倉庫に一時的に保管をしてしまった。
このことから、一般廃棄物として業者が収集を行い、飛散する事態を招いたものである。
なお、持出禁止の掲示などの対応も取っていなかった。

3 発生後の対応

直ちに、診療所職員2名で飛散文書の捜索を開始し、さらに甑島振興局職員6名が加わり、ごみ収集車の搬送経路において、飛散文書の捜索を行った。
本日4名の職員で再捜索し今後も捜索を実施予定。
対象者3名のうち、1名には電話にて状況を説明し謝罪をし、残り2名とは連絡を取っている状況。
現時点で、個人情報の不正使用等の事実は確認されていない。

4 再発防止策

個人情報が含まれた文書については、職員以外が手にすることができない場所に保管し、必ず職員の手で廃棄するとともに、個人情報保護の手引きに基づき、適正な文書管理を行う。

5 市長コメント

このような事案は、市民にとって診療所への信頼を根底から失うことにつながり、決して起こしてはならないことであります。
関係者の皆様には多大なご迷惑をおかけすることとなりましたことを深くお詫び申し上げます。
今後、同様の事案が発生することのないよう、全職員に対し個人情報の管理・運用について、更なる徹底を行って参ります。

この記事に関するお問い合わせ先

行政管理部 行政経営課 行政改革・文書統計グループ
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