子ども医療に係る適正受診のお願い
子ども医療費給付の状況
本市では、子育て世帯の負担軽減と早期受診しやすい環境を整備するため、令和7年4月から、乳幼児から18歳までのすべての子ども(18歳に達する日以後最初の3月31日までにある子ども)を対象に、保険診療かつ鹿児島県内での病院受診に限り、病院窓口での医療費負担をなくすこととなりました。
この薩摩川内市子ども医療費給付制度は、医療機関等や市民の皆さまのご理解とご協力によって支えられています。より手軽に病院受診ができるようになった一方で、コンビニ受診が増加するのではないかと危惧しております。
限られた予算の中で将来にわたり持続可能な制度となるよう、引き続きの適正受診にご協力をお願いします。
(注意)適正受診とは「できるだけ医療機関等にかからないようにする」ものではありません。市民の皆さまの医療機関等へのかかり方を見直すことで、安定した医療提供を目指すものです。
上手な医療のかかり方
1 「かかりつけ医」や「かかりつけ薬局」をもちましょう
病気やけがをしたら、まずはかかりつけ医に相談しましょう。日頃の状態をよく知っているかかりつけ医を持てば、適切な診断やアドバイスを受けることができます。また、体調の変化にも気づきやすいため病気の早期発見や早期治療につながります。
かかりつけ医の詳細は、厚生労働省ウェブサイトをご覧ください。
かかりつけ薬局の詳細は、日本薬剤師会ホームページをご覧ください。
2 できるだけ「診療時間内に受診」しましょう
夜間や休日は、数少ない医師で救急の患者さんに対応しています。
軽症患者の受診が増加すると、急を要する重症患者の診療に支障をきたすおそれがあります。緊急性があるかよく考え、必要だと判断したときには夜間や休日の診療を利用するようにしましょう。
緊急性があるか判断する目安として、後述の「小児救急医療電話相談」と「子どもの救急」をご利用ください。
小児救急電話相談(#8000)について
鹿児島県では、夜間や休日における子どもさんの急な病気・急なけがなどについて、看護師等が応急処置や医療機関の受診の必要性などの助言を行う「鹿児島県小児救急電話相談」を実施しています。
小児救急電話相談(#8000)の詳細は、県ホームページをご覧ください。
「こどもの救急」について
夜間や休日などの診療時間外に病院を受診するかどうか、判断の目安を提供しています。年齢が生後1か月から6歳の子どもが対象です。
子どもの救急の詳細は、日本小児科学会こどもの救急onlineをご覧ください。
3 重複受診(はしご受診)はやめましょう
同じ病気で複数の医療機関を受診すると、検査や投薬が重複し、医療費を増やしてしまうだけでなく、身体にも悪影響を与えてしまう等の心配もあります。





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更新日:2025年10月20日