たばこと健康

更新日:2024年01月09日

あなたとあなたの大切な人のために… たばこが体に与える影響を考えてみませんか?

分煙

たばこには、血液中の悪玉コレステロールを増やし善玉コレステロールを減らす作用や、血圧を上昇させる作用などがあります。

これらの相互作用により動脈硬化が進み、狭心症や心筋梗塞などの心疾患・脳出血や脳梗塞などの脳卒中等のリスクが高まるといわれており、私たちの健康に大きな影響を与えることがわかっています。

たばこに含まれる有害物質

たばこの煙には約3,500種類の化学物質が含まれており、その中には約70種類の発がん性物質が含まれています。

たばこの三大有害物質

  • ニコチン

非常に強い依存性があり、化学物質としては毒物に指定されています。ニコチンそのものには発がん性はありませんが、体内で分解などされることによって発がん性物質に変化します。

  • 一酸化炭素

体内に酸素を運ぶ役割を持つ血液中のヘモグロビンと結合し、脳などを酸素欠乏の状態にします。

  • タール

一酸化炭素やガス状成分を除いた粒子状の成分(いわゆるヤニ)のこと。発がん性物質が60種類以上含まれています。

たばこによる健康影響について

喫煙は広く知られているがん以外に、心臓病、脳卒中、COPD(慢性閉塞性肺疾患)、慢性気管支炎、肺気腫などさまざまな病気に深く関係しています。

また妊婦の喫煙は、低出生体重児、早産、周産期死亡などのリスクを高めることがわかっています。

望まない受動喫煙を防ぎましょう

受動喫煙について

他人が吸っているたばこの煙を吸い込む「受動喫煙」でも健康を害することがわかっています。

たばこの先から立ち上る煙(副流煙)には、喫煙者が直接吸い込む煙(主流煙)よりもたくさんの有害物質が含まれているため、喫煙しない人の健康にも影響を及ぼします。

受動喫煙の新しいルール

新しい喫煙のルール

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