【まちナビ・コラム】 第9回 木のぬくもりに触れて、未来を育むまち

更新日:2026年05月22日

森林に包まれた本市の暮らしは、古くから木とともにある。薩摩川内市の森林面積は約4万7032ヘクタールで、県内では屋久島町に次ぐ規模を誇り、その豊かな森林資源は地域の基盤として受け継がれてきた。

5月4日は「みどりの日」。自然に親しみ、その恵みに感謝する日である。広報薩摩川内5月通常版(5月10日発行)では、この趣旨を踏まえ、木に触れて学ぶ「木育」の視点を取り入れた。

同号の「人のとなり」に登場した宮みのりさんは、木育インストラクターとして活動し、「木育は木に触れて遊ぶことが大切」と語る。木のぬくもりに触れる体験は、自然を身近に感じる心を育ててくれる。

また森林は、木材の生産の場にとどまらず、水源の涵養や地球温暖化の防止、生物多様性の保全などの機能も担っている。人工林資源が利用期を迎える中、将来にわたり維持するため、計画的な伐採と植林が重要である。

伐採された丸太は、地域で製材され住宅等に活用されるほか、バイオマス発電の燃料や川内港から輸出が行われるなど、地域の経済循環を支えている。

木に触れ、木を知り、木を育てる――。その積み重ねが、豊かな森林を未来へとつないでいく力となる。

木育の様子

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