【まちナビ・コラム】第36回 救える命を守るために ~救急の日に考える地域の備え~
9月9日は「救急の日」である。この日は、救急医療や救急業務への理解と関心を深めることを目的に定められている。近年は自然災害や大規模事故の発生により、多数の傷病者が発生する事案への対応が求められる場面も増えている。
私たちが安心して暮らせるのは、救急隊員や医療従事者による日頃からの訓練と備えに支えられているからである。多数の傷病者が発生した場合には、関係機関が連携しながら迅速に対応することが重要となる。
薩摩川内市消防局では、9月12日に集団救急事故訓練を実施する。店舗火災により多数の傷病者が発生したとの想定のもと、川内市医師会、済生会川内病院、川内看護専門学校と連携し、救急活動の対応力向上や実践的な協力体制の確立を図る。東園洋司救急担当主幹は「市民の命を守るため、関係機関との連携強化を図りたい」と話す。
災害や事故はいつ発生するか分からない。だからこそ、消防機関や医療機関が日頃から訓練を重ね、対応できる体制を整えておくことが重要である。
一人ひとりの備えも地域の安心につながる。救急の日を機に、日頃は意識することの少ない救急活動や医療現場を支える人々に目を向け、身近な備えについて改めて考えてみてはいかがだろうか。
令和7年集団救急事故訓練の様子
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更新日:2026年09月08日