令和7年9月10日 集団救急事故訓練を実施しました
薩摩川内市消防局では、9月9日の「救急の日」にあわせて、多数の傷病者が発生した場合における、円滑かつ効果的な活動を目的として、集団救急事故訓練を実施しました。
「マイクロバス事故で多数の負傷者が発生した」という想定のもと、迅速な救命活動と円滑な搬送体制の確立、また関係機関との連携を目的としています。
訓練では、傷病者のトリアージ(重症度判定)を迅速かつ的確に行うことや、医師会、医療機関など、複数機関との連携により、情報共有や病院への搬送調整を実施しました。
関係機関との連携体制をより強化できたことなどが成果として挙げられますが、改善すべき点も見つかりました。これらを早急に改善し、実際の災害対応力向上につなげてまいります。
訓練を視察した市長のコメント
消防局では各種災害の発生に備え、日々訓練に取組み、迅速で的確な現場活動が行えるよう備えています。また、市民の皆さまへの普通救命講習や防災教育にも力を入れています。
市民の皆さまにも、万が一の際に落ち着いて行動できるよう、応急手当や防災への関心を高めていただければ幸いです。
訓練に参加した看護学生のコメント
今回は傷病者役で参加しましたが、これから看護師を目指すうえで、救急隊の対応などを体験して勉強になりました。傷病者に対して、絶えず声をかけて不安を取り除く姿勢を、とても頼もしく感じました。自分も将来、頼りにされる看護師を目指したいと思います。
更新日:2025年09月12日