令和7年11月23日 久見崎盆踊り「想夫恋」が6年ぶりに奉納されました
令和7年11月23日(日曜日)、「慶弔の碑」建立の地(日和見山)で、久見崎盆踊り「想夫恋」が6年ぶりに奉納されました。
久見崎盆踊り「想夫恋」は、県の無形民俗文化財に指定されている郷土芸能です。1597 年に豊臣秀吉が朝鮮出兵の際、島津義弘率いる約1万の軍が、久見崎港から出航しました。しかし、その戦では多くの戦死者を伴ったことから、そのの霊を慰めるために踊られるようになりました。踊りを踊る女性たちが身に付ける衣装などは夫などの形見であり、頭巾で顔を隠すのはその霊を迎え慰めるという意味が込められています。
コロナ禍の影響や後継者不足により中断していましたが、「さつませんだいスマイル応援隊」のモデル事業として、地域外から踊り手や三味線演奏など5人の協力をいただき、6年ぶりの復活開催となりました。
田中市長は祝辞の中で、「保存会と連携のもと、地域外の方にお手伝いいただいたことで、想夫恋の再開が叶い、郷土芸能並びに滄浪地区の活性化につながることを嬉しく思っている」と述べました。







メニューを閉じる
更新日:2025年11月27日