同和問題
昭和40年(1965年)の同和対策審議会答申では「同和問題は人類普遍の原理である人間の自由と平等に関する問題であり、日本国憲法によって保障された基本的人権に関わる問題である。その早急な解決こそ国の責務であり、同時に国民的課題である。」と基本的認識が示されました。この答申を受けて制定された法律に基づき関係諸施策が積極的に推進されました。
しかしながら、近年、インターネット上で差別を助長するような表現が掲載される事案も発生しており、こうした状況を踏まえ、平成28年(2016年)には「部落差別の解消の推進に関する法律」が施行されました。
同和問題の解決に当たっては、同和問題を正しく理解し、差別を許さない人間形成を目指すことが大切です。
更新日:2025年09月10日