北朝鮮当局による拉致問題等
1970年代から1980年代にかけて、多くの日本人が不自然な形で行方不明となりましたが、これらの事件の多くは、北朝鮮当局による拉致の疑いが濃厚であることが明らかになったため、政府は、平成3年(1991年)以来、機会あるごとに北朝鮮に対して拉致問題を提起しました。北朝鮮側は、かたくなに否定し続けていましたが、平成14年(2002年)9月の日朝首脳会談において、初めて日本人の拉致を認めて謝罪しました。同年10月、5人の拉致被害者が帰国しましたが、他の被害者については、いまだ問題の解決に向けた具体的行動をとっていません。
拉致問題等の解決には、市民一人ひとりの声が大きな力になることから、この問題への関心と認識を深めることが大切です。
更新日:2025年09月10日